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来日前には異例の“1か月キャンプ”で連係強化…オマーン指揮官「その成果を発揮して良い試合をしたい」

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GKファイズ・アルルシェイディとブランコ・イバンコビッチ監督

 オマーン代表のブランコ・イバンコビッチ監督が1日、カタールW杯アジア最終予選・日本戦の前日会見を行った。「日本は非常に優れたプレイヤーを揃えており、極めて重要な試合。良い準備を重ねてきたので、高いパフォーマンスを見せたい」と意気込みを語った。

 国内組中心で構成されているオマーン代表は日本入国前、セルビアで約1か月間にわたる長期のトレーニングキャンプを実施。現地のクラブチームとのテストマッチを通じて強化を図ってきた。オマーンの英語メディア『オブザーバー』によると、戦績は4戦全勝だったという。

 クロアチア出身の指揮官は「こういった中でも優れた経験を積めた。日本戦に向けての準備を念頭においての合宿だったが、しっかりとその成果を発揮して良い試合をしたい」と述べつつ、「日本戦に出場できない主力選手が何人かいるが、選手たちにはこの大きな試合でベストなパフォーマンスを見せ、この試合を楽しんでいただきたい」と期待を寄せた。

 また正GKのファイズ・アルルシェイディも会見に出席した。同選手は2019年1月のアジア杯グループリーグでも日本と対戦し、ビッグセーブを連発した好選手。「日本のパフォーマンスは高いと思うが、われわれもベストを尽くしたい。集中力を切らさないように努力したい」と奮闘を誓った。

(取材・文 竹内達也)
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