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C大阪6か月ぶり公式戦出場「12連戦中11連戦休んでいた」進藤V弾で連敗ストップ!

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決勝点を決めたDF進藤亮佑

[9.22 J1第32節 広島0-1C大阪 Eスタ]

 セレッソ大阪が敵地でサンフレッチェ広島を1-0で破った。連敗を2で止めたC大阪は3試合ぶりの白星。広島は2試合ぶりの黒星となった。

 公式戦3試合無得点で連敗中だったC大阪だが、この日は積極的に攻めた。FWアダム・タガート、そして高校時代を広島の下部組織で過ごしたFW加藤陸次樹の2トップを中心に広島ゴールに迫る。

 前半はスコアレスで折り返すことになったが後半10分、MF原川力の浮き球をエリア内でDF進藤亮佑が胸で落とすと、MF坂元達裕のポストプレーから再び進藤が蹴り込む。左足シュートは見事にゴール右隅を捉えた。

 広島も終盤に反撃を試みるが、後半42分にDF佐々木翔のスルーパスで抜け出したDF浅野雄也がDFにブロックされたシュートを押し込むもオフサイド判定。VARのチェックが入ったが判定が覆ることはなかった。

 C大阪が1-0で逃げ切った。決勝点を決めた進藤は、今季より札幌から加入。しかし6月に右足関節後方インピンジメント症候群と診断され、手術を行った影響で長期離脱を強いられていた。15日のACL浦項戦でベンチ復帰し、18日の浦和戦もベンチ入り。ただ出場機会がなかったことで、この日の先発が3月21日の湘南戦以来のゲームになっていた。

 試合後のインタビューに答えた進藤は「(アシストの)タツとはいい関係、同い年なのでコミュニケーションを取りながらできている。正直、もっとはやくよけてくれればよかったが、関係性が良かったゴールだった」と茶目っ気たっぷりにコメントすると、「特別な感情、怪我から手術があって出ていなかったけど、普段の練習試合と変わらない気持ちで臨もうと思っていた。気持ちが入る試合でしたが、冷静な気持ちで臨むことができました」。

 C大阪は8月15日の福岡戦からウイークデー休みなしの13連戦を戦いこの試合が12連戦目だったが、背番号3は、「12連戦中11連戦休んでいたのでここから取り返したいなと思います」とにこやかに話した。

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