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ベンフィカに大敗でクラブ初CL開幕2連敗…バルセロナ指揮官、負傷ではないピケの前半交代の理由語る

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ベンフィカ戦を振り返ったロナルド・クーマン監督

 バルセロナは29日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループE第2節でベンフィカのホームに乗り込み、0-3で敗れた。初戦のバイエルン戦(●0-3)に続いて大敗を喫し、クラブ史上初のCL開幕2連敗。ロナルド・クーマン監督の試合後のコメントをスペイン『アス』が伝えている。

 前半3分に先制を許したバルセロナは、同33分に最終ラインの要であるDFジェラール・ピケを下げ、中盤を主戦場とするMFガビを投入。MFフレンキー・デ・ヨングを3バックの中央に据え、反撃を図った。

 クーマン監督はピケの早い時間での交代について「リスクを冒してプレッシングするという我々のゲームにおいて、カードを持った選手がいて退場になる可能性があるのはリスクだった。フレンキーがいたことで、ボールポゼッションが高まった」と説明。ピケが前半12分に警告を受けていたことも理由だったと明かしている。

 その後、バルセロナはボールを握って攻め込んだが、ゴールを奪えずにいると、後半24分と同34分に連続失点。同42分にはDFエリック・ガルシアが2枚目のイエローカードで退場し、万事休すとなった。

 指揮官は「最終的には監督のせいだ」と責任を認め、「我々は優位に立っていたのでアプローチは良かったと思うが、2-0からはより問題を抱えることになった。我々は劣っていたのではなく、効率性で(相手を)下回ったんだ」とゲームを分析。高まる解任論に関しては「自分の将来については、クラブがどう考えているか分からないので何も言えない」と多くは語らなかった。

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