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遠藤航をキャプテンに指名した理由…シュツットガルト監督が語る「忘れられない振る舞い」とは?

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ペレグリーノ・マタラッツォ監督とMF遠藤航

 シュツットガルトを率いるペレグリーノ・マタラッツォ監督が地元『SWR』のトーク番組に出演。チームの状況を語る中で、MF遠藤航を主将に指名した理由を明かした。

 以前もキャプテンマークを巻くことのあった遠藤は今夏に正式にシュツットガルトの主将に就任。ハンブルガーSV時代の酒井高徳以来となる2人目の日本人選手としてブンデスリーガ1部チームのキャプテンを務めることが決まった。

 マタラッツォ監督は遠藤を指名した理由について問われると、「模範を示す完全なるプロ選手だからだ。常にチームのことを考え、チームに何が必要か把握している」と返答。また、負傷が多く出場機会が減っていたシュツットガルト下部組織育ちのベテランMFに対する粋な計らいが印象に残ったようだ。

「昨シーズンの、自らキャプテンマークを譲って同僚に敬意を払ったあの振る舞いを私は忘れられない。彼が着ける予定だったキャプテンマークを、ディダ(ダニエル・ディダビ)に渡したんだ。それこそ我々がチームにもって欲しい姿勢だ」

 今シーズンはこれまで2勝2分け3敗のシュツットガルトだが、ここ最近には昨季遠藤と中盤のコンビを組んでいたMFオレル・マンガラが長期離脱から復帰。マタラッツォ監督は、その復帰は遠藤にも好影響をもたらすと考えるようだ。

「ワタルも、スペースを得ることで自身の強みをより発揮できるだろう。他にボールを受けに行く1~2人の守備的MFがいて、負担が減ることで、彼はより良いフィーリングを得られると思う」と期待を寄せていた。

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