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クロップが語る20年のキャリアで学んだ教訓は?「人生をあまり深く考えすぎない」

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リバプールユルゲン・クロップ監督

 リバプールユルゲン・クロップ監督が、20年の指導者キャリアで学んだことを語っている。

 2001年にマインツの指揮官に就任し、指導者キャリアをスタートさせたクロップ監督。2008年から指揮を執ったドルトムントでは、ブンデスリーガ連覇やDFBポカール優勝を達成。その後就任したリバプールでは、クラブ史上初のプレミアリーグ優勝やチャンピオンズリーグ制覇などに導き、20年間のキャリアで数々のタイトルを手にしている。

 そんなクロップ監督は『This is Anfield』のインタビューで、「20年の監督キャリアで学び、その後の人生に生かしていることは?」と問われると、以下のように語っている。

「人生をあまり深く考えすぎないこと。我々にとって重要なことであるのはわかるが、周りはあまりにもフットボールを大げさに騒ぎ立てる。だから『そうだ、これはゲームなんだ。忘れちゃダメだ』と思う瞬間がたくさんある」

「監督がクビになるような状況に追い込まれることだってあるだろう。世界中で色々なことが起こり得る。だから、落ち着いてあまり深刻に考えすぎないようにすることが大切なんだ。これはゲームなんだから。最初からそう思っていたけど、今は実践できているね」

 また「20年のキャリアの中で、スタンドでもう一度見たい試合は?」との質問には、2019年5月のチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグ、バルセロナ戦(4-0)を挙げた。

「バルセロナ戦だ。簡単だよ。この試合をスタジアムの様々な角度から見たいね。もう2度と見ることができない試合。特別だ。非常に困難な状況に追い込まれていたけど、選手たちが実現してくれた。だからこそ、もう一度見てみたいんだ」

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