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横浜FMが8発大爆発でFC東京粉砕!来季ACL出場権獲得! 得点ランクトップFW前田大然がハット達成

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FW前田大然がハットトリックを達成

[11.6 J1第35節 横浜FM8-0FC東京 日産ス]

 J1リーグは6日、第35節を行い、横浜F・マリノスは日産スタジアムでFC東京と対戦し、8-0で快勝した。2位横浜FMは来季ACL出場権を獲得。日本代表に返り咲いた得点ランクトップのFW前田大然はハットトリックを達成し、今季21得点目をマーク。得点王獲得へ、独走態勢に入った。

 横浜FMは今季初の連敗を喫した前節、4試合を残して川崎Fに2年連続4度目の優勝を許した。3日に行われたG大阪戦(●0-1)から中2日の連戦となったが、スタメン変更は3人。対するFC東京は清水戦(○4-0)から4人を変更し、MF品田愛斗が11試合ぶりに先発に復帰した。

 横浜FMが前半、一気に畳み掛けた。まずは10分、FW仲川輝人が競ったこぼれ球をセンターサークル付近で回収した前田が爆発的なスピードを生かして一気に突破。加速してドリブルで持ち運び、GK波多野豪と1対1の状況で右足シュート。これはGK波多野に防がれたが、自らこぼれ球をおさめると、相手守備網を破る技ありの左足シュートでゴール上部を射抜いた。

 前田のゴールで幸先良く先制に成功すると、次の一点も横浜FMが奪った。前半19分、VARオンフィールドレビューの結果、西村雄一主審は判定を変更。PA内でDF森重真人が仲川を倒したプレーにファウルの判定を下し、横浜FMにPKが与えられた。これをMFマルコス・ジュニオールが右足で沈め、2-0に突き放した。

 横浜FMの勢いは止まらない。その3分後の前半24分、左CKの流れでMF扇原貴宏が左後方からふわりとしたボールを供給。GK波多野が回収できずに弾くと、DF小池龍太が右足ダイレクトで合わせ、森重に当たったボールがゴールへと吸い込まれた。

 長谷川健太監督はたまらず、2枚替えを敢行。前半28分、品田を下げてMF青木拓矢、DF中村拓海を下げてMF渡邊凌磨を投入する。しかし、交代策でも悪い流れは断ち切れず、前半39分、DFチアゴ・マルチンスをPA内で倒した森重に2枚目のイエローカードが提示される。森重は退場となり、FC東京は残り時間を10人で戦うことになった。

 前半41分、横浜FMはこのプレーで得たPKをキッカーの前田が右足で沈め、4-0。得点ランクトップの前田は今季20得点目をマークした。FC東京はDF大森理生を投入。大森はこれがJ1デビューとなり、森重の穴を埋めてセンターバックを担った。

 後半も横浜FMは攻撃の手を緩めない。後半3分、左サイドでスルーパスに抜け出したDFティーラトンがクロスボールを供給。飛び込んだ前田が高い打点からヘッドで合わせ、今季2度目のハットトリックを達成した。今季21得点目を挙げ、得点ランク2位のFWレアンドロ・ダミアン(川崎F)との差を4得点に広げ、J1得点王獲得へ独走態勢に入った。

 ゴールラッシュは止まらず、後半14分には小池がネットを揺らし、後半39分にはオウンゴールで追加点。後半41分にはFW水沼宏太が強烈な右足シュートを突き刺し、とどめの8点目。横浜FMはタイトルを逃して今季無冠となったものの、立て直してクラブ史上最多に並ぶ8得点と大爆発。3試合ぶりの白星を飾り、来季ACL出場権を獲得した。

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