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L・ダミアン2ゴールで20得点の大台到達!! 川崎F、引退発表FW大久保嘉人出場のC大阪に4発快勝

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[11.20 J1第36節 C大阪1-4 川崎F ヨドコウ]

 J1リーグは20日、各地で第36節を行い、ヨドコウ桜スタジアムではすでに優勝を決めている川崎フロンターレと11位セレッソ大阪が対戦した。川崎Fが4-1で勝利し、3試合ぶりの勝利。得点ランク2位のFWレアンドロ・ダミアンが2ゴールを挙げ、20得点の大台に到達した。

 約2週間の中断明け初戦で川崎Fは日本代表に招集されたDF谷口彰悟、MF旗手怜央が先発入りしただけではなく、W杯アジア最終予選でベトナム戦、オマーン戦に2試合連続フル出場したDF山根視来も先発に名を連ねた。

 いきなり試合は動いた。前半5分、山根のスルーパスを受けたMF脇坂泰斗がダイレクトでパスを送ると、旗手のパスが相手DFに当たり、こぼれ球にL・ダミアンが反応。右足で流し込み、先制のネットを揺らした。

 川崎Fはボールポゼッションを高め、主導権を握る。前半40分、ハーフウェーライン付近からMF橘田健人が持ち上がると、寄せてきた相手DFに2度デェエルで勝って中央を突破し、斜めにスルーパス。これを受けたFW家長昭博のラストパスに走り込んだL・ダミアンが右足で狙い、ニアポストに当たったシュートがゴールに吸い込まれた。

 L・ダミアンはシーズン20得点の大台に到達。得点ランクトップトップのFW前田大然(横浜FM)まで1ゴール差と迫った。2-0で前半を折り返すと、C大阪は今季限りでの引退を発表したFW大久保嘉人を投入した。しかし、反撃を試みるC大阪の出鼻を川崎Fがくじいた。

 後半4分、左サイドからDF登里享平がクロスを供給すると、ゴール前でバウンドしたボールにL・ダミアンが反応。囲まれながらパスを出し、相手DFの足に当てたボールがこぼれると、FWマルシーニョが右足シュートを突き刺し、J初ゴールを挙げた。

 後半28分にはDF松田陸の決定的な右足シュートが枠をとらえたが、GKチョン・ソンリョンが左手1本でセーブ。後半35分にはMF奥埜博亮がヘディングシュートで1点を返したが、反撃はここまでだった。

 川崎Fは後半41分、途中出場のMF宮城天が右足ボレーでダメ押しの4点目。川崎Fは3日の浦和戦(1-1)後に優勝を決め、7日の前節・鳥栖戦は1-3で敗れていたが、仕切り直しの一戦で3試合ぶりに勝利を飾った。

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