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“3冠”狙う青森山田が逆転で4年連続ベスト4! “公立の雄”大津は18度目で悲願の初4強!:準々決勝第1試合

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青森山田と大津がベスト4

 第100回全国高校サッカー選手権は4日に準々決勝第1試合を開催。大津高(熊本)と青森山田高(青森)が8日の準決勝に進んだ。

 大津と前橋育英高(群馬)の対戦は、大津が1-0で勝利。大津は前半11分に先制する。FW一村聖連(3年)がPA右に入り込み、右足シュートを叩き込んだ。

 前半は大津が1-0のリードで折り返す。チームの主軸であるMF森田大智(3年)が負傷で途中交代となるも、終盤は堅守を構築。前橋育英の猛攻を耐えきり、1-0で試合終了。公立校ながらプレミアリーグWESTで結果を残す強豪が、3年ぶり18度目の選手権で、初のベスト4入りを果たした。

 東山高(京都)と青森山田の対戦は、青森山田が2-1で勝利した。先制は東山。前半16分、左サイドからのクロスをDF夘田大揮(3年)が頭で合わせ、青森山田から得点を奪う。だが、青森山田も前半終了間際にPKを得ると、MF松木玖生(3年)が同点ゴールを決めた。

 前半を1-1で折り返すと、青森山田が後半13分に試合をひっくり返す。“お家芸”ロングスローからFW渡邊星来(3年)が右足ダイレクト。ゴールに流し込み、2-1と逆転に成功した。

 青森山田はそのまま逃げ切り、2-1で試合終了。2018年度の優勝、19年度と20年度の準優勝に続く、4年連続のベスト4入り。夏の総体、プレミアリーグEASTで“2冠”を達成した優勝候補が、最後の冠にさらに近づいた。

 準決勝は8日。大津は静岡学園高(静岡)と関東一高(東京B)の勝者と、青森山田は桐光学園高(神奈川)と高川学園高(山口)の勝者と、それぞれ対戦する。

以下、試合結果
【準々決勝】
(1月4日)
[フクダ電子アリーナ]
大津 1-0 前橋育英
[大]一村聖連(11分)

[等々力陸上競技場]
東山 1-2 青森山田
[東]夘田大揮(16分)
[青]松木玖生(40分+2)、渡邊星来(53分)



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