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中央大から4人のJリーガーが誕生! 高岸憲伸、坪井湧也、堀脩大、新井秀明がプロの舞台へ

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左からDF新井秀明、MF堀脩大、GK坪井湧也、MF高岸憲伸

 中央大は7日、中央大学多摩キャンパスでプロ内定選手の記者会見を行った。MF高岸憲伸(→水戸)、GK坪井湧也(→神戸)、MF堀脩大(→富山)、DF新井秀明(→福島)の4選手が来季からJリーグの舞台に上がる。

 未発表ながらJFLのチームに加入する1選手を含め、計5人が来季もサッカーを継続。佐藤健監督は「成績こそなかなかつながらなかったんですが、4人もJリーグに行けたということは、みんな本当に努力の成果だと思います」と教え子たちを称えた。

以下、各選手のコメント
●MF高岸憲伸(川崎F U-15-星稜高→水戸)
「人としても成長できると思い、水戸ホーリーホックに決めました。ベテランの選手が作ってくれたチームのアットホームな雰囲気に惚れましたし、このクラブに行ったら、いろんな経験を学べると思いました」

「アピールポイントは、ゴール前でのアイデアです。サッカーは点を取らなきゃ勝てないスポーツですし、ゴール前でどれだけ仕事ができるか、というのが、ひとりのサッカー選手としての価値だと思っています。自分の独特なアイデアを発揮して、より得点に絡んでいけるような選手になりたいです」

「チームとしてJ1昇格は常に頭にありますし、相手を見て自分たちがどういうサッカーをしなければいけないのかは、シーズンを通して意識してやっていきたいです。個人では、より多くの試合に絡んで、より多くの試合でサポーターの皆さんと勝つ喜びを共有したい。ピッチ内で貢献できればベストですけど、ピッチ外でも関われる部分だったり、チームの勝利に貢献できる部分はある。そういったところも今シーズンは意識して戦いたいです」

「参考にしている選手は、中央大学の中村憲剛選手、ヴィッセル神戸の(アンドレス・)イニエスタ選手です。憧れの選手で挙げるとすれば、ブラジルのカカ選手。自分のプレースタイルとは少し変わってきますけど、常にゴールを目指すプレースタイル、常にゴールを意識したプレーは憧れていて、参考にできる部分は参考にしたいと思っています」

●GK坪井湧也(自由が丘中-神戸U-18→神戸)
「ヴィッセル神戸に決めた理由は3つあります。ひとつは、地元のサッカークラブということで、神戸のファンだったこと。次に、神戸がいま取り組んでいるサッカーが、自分のプレースタイルにマッチすると思っていて、練習参加させていただいたり、試合を観させていただいて、ここでなら自分のプレーを思う存分に発揮できると思ったこと。最後に、世界的に有名な選手や、日本を代表する選手がたくさんいる神戸で、ピッチ内の取り組みだけじゃなく、ピッチ外の練習前の準備や練習後の過ごし方を間近に感じられることで、サッカー選手としても、ひとりの人間としても、大きく成長させてくれると思ったことです」

「アピールポイントは、ビルドアップと長短のキックと、守備範囲の広さです。自陣からのビルドアップに、自分が関わることによって、優位に進められると思います」

「チームとしては、ヴィッセル神戸はアジアNo.1クラブという明確なビジョンがあるので、そこに対して、自分も色んな形で関わりたいです。個人では、ヴィッセル神戸で結果を残して、Jリーグを代表するようなGKになれたらと思います」

「Jリーグだと、ヴィッセル神戸の飯倉(大樹)選手を参考にしていて、一緒にこれからトレーニングできるということで、いい部分をすべて盗みながら、自分の良さを磨いて、越えていきたいと思います。海外の選手では、バルセロナの(マルク・アンドレ・)テア・シュテーゲン選手の動画をよく見ています」

●MF堀脩大(FC東京U-15深川-青森山田高→富山)
「富山に決めた理由は、練習参加をさせてもらったときに選手一人ひとりのレベルも高くて、トレーニングもハードだったんですけど、そこでやることでもっと自分が成長できると思ったからです」

「アピールポイントは、左足のパスやシュートのキック精度の高さです。攻撃ではチャンスメイクに自信を持っています。まず個人では、開幕からスタメンで試合に出場し、チームとしてJ2昇格をするために、自分が結果を出す。それがチームのプラスになって、貢献できればいいかなと思っています」

「参考にしているのは、同じ左利きの中村俊輔選手(横浜FC)です。FKの精度の高さだったり、よく動画を見て勉強をしています。あと、個人的に好きなのはネイマール選手で、プレースタイルはまったく違うんですけど、見ている人を楽しませるサッカー、プレーっていうのは、自分でもやっていきたいと思っています」

●DF新井秀明(川崎F U-15-川崎F U-18→福島)
「攻守両面において、非常にアグレッシブなサッカーをしている印象を受け、その中でDFも積極的に攻撃参加をしているところに魅力を感じました。僕自身も非常に攻撃が大好きなので、そういったところで自分が活躍できるイメージが湧いたので、加入を決めさせてもらいました」

「左利きのCBということが長所だと思うので、そういったところを生かして、DFとして攻撃の起点になるプレーをしていきたいです。チームとしてはJ3の中で上位に食い込めるように、貢献していきたい。個人としては、生活の懸かった厳しい世界に飛び込んでいくので、楽しみながらも結果を追い求めて、一年目から大きく飛躍できるように頑張っていきたいです」

「僕は奈良竜樹選手(福岡)を参考にしています。プレー面でも熱く戦う姿を見て、自分は気持ちを全面を出すことが課題ではあると思うので、そういうところを、奈良選手から盗むというか参考にしていきたいです」

(取材・文 石川祐介)
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