栃木SCは30日、トップチーム選手4名が新型コロナウイルス検査で陽性判定を受けたことを発表した。

　クラブ公式サイトによると、今月28日に実施したPCR検査で選手1名、29日のPCR検査で選手1名、30日のPCR検査で選手2名、合計4名の陽性判定を確認したという。

　当該選手4名は、現在適切な対策のもとで療養中。また、保健所によりトップチーム選手ならび練習生を含む合計25名が濃厚接触者となった。

　栃木は現在、宮崎県都城市でトレーニングキャンプ中。「この状況を鑑みて、現在宮崎県都城市で行っているトレーニングキャンプを中止することといたしました」と発表した。今後は、保健所の指示による適切な交通手段で宇都宮に帰還。トップチームの活動は安全性が確保され次第、再開する。

　クラブは、キャンプを受け入れた宮崎県に謝意。「例年のことではありますが、宮崎県、ならびに都城市の皆様には栃木SCをあたたかく迎え入れて頂き大変感謝しております。また今回このような事態となりましたが、宮崎県ならびに都城市の皆様、ホテル関係者の皆様、そして医療従事者の皆様には多大なご協力とサポートを頂きました。改めて御礼申し上げます。 皆様から頂いたご協力とサポートに報いる為にもリーグ戦で皆様に喜んで頂けるプレーをし、来年また都城市に戻ってきたいと思っております。本当にありがとうございました」と伝えている。

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