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ポチェッティーノ監督はパリSG退団濃厚か…クラブは次期指揮官候補に接触へ

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マウリシオ・ポチェッティーノ監督が退団か

 パリSGは1月31日のクープ・ドゥ・フランス(フランス国内杯)ラウンド16で、ニースにPK戦の末に敗退。チームを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が退団の準備をしているという。仏『フット・メルカート』が伝えた。

 同メディアによると、指揮官はマンチェスター・ユナイテッド行きを視野に入れ、退団準備に進んでいるという。仏『ル・パリジャン』では、パリSGも後継者探しを始めていることを伝え、ジネディーヌ・ジダン氏が候補に挙がっている。

 パリSGは2020年11月24日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループリーグ・ライプツィヒ戦で勝利した後、当時のトーマス・トゥヘル監督が「もう疲れたよ……」と発言。首都圏クラブの指揮官という重圧に苦しんでいたという。

 ポチェッティーノ監督も同様に疲労を見せており、スポーツ面以外でも、すでにうんざり。クラブの運営は指揮官を満足させられず、スポーツディレクターのレオナルド氏との関係も悪化。MFタンギ・エンドンベレの獲得を求めていたが、ふたを開ければ買い取りオプション付きのレンタル移籍でリヨンへ。ポチェッティーノ監督は落胆していた。

 パリSGはここ数週間で次期指揮官を求めている。すでに昨年10月にはジダン氏に接触。一方、ポチェッティーノ監督はプレミアリーグ復帰を躊躇しておらず、昨夏の実現も間近だったという。

 ポチェッティーノ監督が来季にパリSGにいる可能性は限りなく低い。すでに側近にはそのことを伝えているという。そのため、パリSGにとって特別な4か月になる。心ここにあらずの指揮官とともに、欧州CL出場を目指さなければいけないからだ。

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