FC東京は22日、トップチーム選手4人とスタッフ2人が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたと発表した。FC東京では今月11日以降、チーム内で感染拡大が起きており、陽性者は選手19人、スタッフ5人の合計24人に達した。

　発表はいずれも匿名。選手Aは21日に喉の痛みを覚え、22日に39.5度の発熱や頭痛、軽い咳などを発症。同日にクラブ独自のPCR検査を受け、陽性判定を受けた。また選手Bは22日に37.3度の微熱と咳の症状があり、同じくクラブ独自のPCR検査を受検。陽性が確認された。選手C、選手Dは無症状だったが、同日のPCR検査で陽性判定となった。

　またスタッフAは20日に若干の倦怠感を自覚し、21日夕に37.3度の微熱と咳を発症。医療機関の抗原検査で陽性判定を受けた。スタッフBは20日に喉の違和感があったが、PCR検査では陰性。22日に38.3度の発熱と頭痛、のどの痛み、咳の症状があり、医療機関でPCR検査を受けた結果、陽性判定を受けた。

　クラブは管轄保健所の指導のもと、20日から26日にかけてチーム活動を停止しており、濃厚接触者はいないという。FC東京の公式戦では、23日のルヴァンカップ磐田戦、26日のJ1名古屋戦の中止がすでに決まっている。

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