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アメリカ男女代表で“同一賃金”が認められる…「重要な一歩」約27億円を女子選手に支払い、今後も同一賃金を約束

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 アメリカサッカー連盟(USSF)は22日、アメリカ女子代表チームが起こしていた賃金請求訴訟に関して、和解合意したと発表した。

 これは女子代表が男女代表の賃金格差について訴訟を起こしていたもので、19年3月から係争中だった。『ESPN』によると、2400万ドル(約27億6200万円)を選手側に支払うことで和解した。2200万ドルが一括で支払われ、200万ドルは引退後の支援に充てられる。

 また今後、ワールドカップやすべての大会で男女代表チームの賃金が同等となることを約束。MFミーガン・ラピノーは「過去の過ちを正す重要な一歩」と話しているという。

 USSFも公式サイトで「この日を迎えるのは簡単ではなかった。女子代表の選手は同一賃金を達成するために努力を重ね、前例のない成功を収めた。これからも女子サッカーの成長、アメリカおよび世界中の女性や子供たちのために協力し続けます」とコメントしている。

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