鹿島の日本代表DF内田篤人(20)が9日、鹿嶋市内の病院でエックス線検査を受け、腰付近の右横突起骨折と診断された、と10日付スポーツ報知が報じている。内田はアジアCL北京国安戦の後半33分、相手選手のひざが腰に入って途中交代。試合後、病院に直行していた。

　全治には数週間かかる見込みで、チームドクターからは1週間の安静を命じられたという。これで13日の浦和戦(埼玉)、19日のG大阪戦(カシマ)の天王山2連戦の欠場は決定的。この日、MF野沢拓也(26)も右足甲の痛みで欠場するなど、公式戦8連勝中のチームに暗雲が漂い始めた。

(文　吉田太郎)