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ナポリ、シメオネの長男ジョバンニ獲得へベローナと基本合意か…買い取り義務付きローンへ

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FWジョバンニ・シメオネ

 ナポリは、ベローナに所属するFWジョバンニ・シメオネの獲得へ向けて、クラブ間で基本合意に至った。イタリアメディア『スカイスポーツ』が11日、報じている。

 今夏、DFカリドゥ・クリバリの後釜となる韓国代表DFキム・ミンジェのほか、ノルウェー代表DFレオ・エスティゴーアやウルグアイ代表DFマティアス・オリベラ、元イタリア代表GKサルバトーレ・シリグなどを獲得したナポリ。続いて、FWおよびさらなるGKの補強を目指す中、27歳のシメオネ獲得でベローナと合意に至ったことが伝えられている。

 アトレティコ・マドリー指揮官ディエゴ・シメオネの長男であるベローナFWは、2016年夏にジェノアに加入してセリエAデビューを飾ると、翌年にフィオレンティーナへと移籍。さらにカリアリでの2年間のプレーを経て、昨シーズンはベローナでリーグ戦35試合に出場し、17ゴールを挙げる活躍を見せた。

 ルチアーノ・スパレッティのチームは今夏、エースであるFWビクター・オシムヘンのバックアッパーとして、シメオネに熱視線を送っており、期限付きでの獲得へ向けて所属先のベローナと口頭で合意に至った。レンタル料は300万ユーロ(約4.1億円)前後と見られており、移籍金1200万ユーロ(約17億円)での買い取りオプションが付帯する。条件付きで買い取り義務も発生するが、達成が困難な条件が設定されている。

 もしナポリが買い取りオプションを行使した場合、シメオネとは3年契約+1年間の延長オプションを結ぶことになる。なお取引は最終段階を迎えており、残すはナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長のゴーサインのみとなっている。

 一方、ナポリで居場所を失ったFWアンドレア・ペターニャは、モンツァ移籍が迫る。11日にはミラノのリナーテ空港に上陸し、12日にメディカルチェックに臨む。買い取り義務の発生する期限付き移籍でレンタル料は250万ユーロ(約3.4億円)。買い取り金額は1000万ユーロ(約14億円)に設定されており、チームがセリエA残留を決めた場合は、150万ユーロ(約2億円)以上のボーナスも発生する。

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