日刊スポーツは13日、ジェフユナイテッド千葉がイングランド代表FWマイケル・オーウェン(28=ニューカッスル)獲得に動いていることが分かった、と報じている。アレックス・ミラー監督(58)体制の目玉として、01年の欧州最優秀選手をリストアップ。オーウェンは現在クラブとの契約延長交渉が難航中で、千葉はすでに複数の代理人を通し接触を試みているという。
　オーウェンに対しては、すでにマンチェスター・Uが約15億円の獲得資金を準備。競合するには、巨額の資金が必要だが、千葉は昨オフにMF羽生直剛(28=F東京)ら日本代表クラス5人離脱の代償として、10億円以上の移籍金を得ているだけにクリアできるようだ。現実的に現役イングランド代表獲得の可能性が低いのは間違いない。だが、2004年までリバプールに所属していたオーウェンと元リバプール・ヘッドコーチのミラー新監督とのパイプがあることも確かだけに、今後の動向に注目が集まる。

(文　吉田太郎)