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コートジボワール代表ハリルホジッチ監督会見要旨

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[5.24 キリン杯 日本1-0コートジボワール 豊田ス]

 日本代表は24日、アフリカの強豪・コートジボワールと対戦。FW玉田圭司の決勝ゴールで1-0で勝った。以下、コートジボワール代表バヒド・ハリルホジッチ監督会見要旨

バヒド・ハリルホジッチ監督
「負けました。選手はいろいろと大変だったし疲労していた。前半がよくなかった。選手が言っていたんだが(前のパラグアイ戦で飛ばしすぎて後半まったくダメだったので)後半になってガス欠にならないように前半は少し抑えてやろうとした。それが裏目に出たということだろう。後半はウチが支配していた。ハーフタイムには、「もっとプレスをかけろ。もっと組織的にプレーしろ。もっとあがれ」と発破をかけた。日本の守備的ミッドフィルダーにゲームを作らせないようプレスをかけろと指示した。後半はゲーム支配をしていたが、残念ながらゴールまでいかなかった。後半は日本チームが完全にゲームを組み立てられなくなって、ロングボールか空中戦しかやれなくなった。ゴール前の処理が主力選手7人を欠くこともあって不器用だった感じはいなめない。

 日本のキーパーが3本くらいファインセーブしたことも原因だ。出来としては引き分けになってもいい内容だったと思う。日本は最初の20分はとてもよかった。うちはその間がのんびりで失点してしまった。その失点を境にわがチームはようやく目が覚めたというところだろう。私も選手が目を覚ますために大声で叱咤激励をした。前半の最後の20分はウチの時間になった。そして後半は完全に支配した。にもかかわらず点が入らなかった。(岡田武史はどちらかというと得点後はカウンター狙いであまりプレスをかけないように指示していたかもしれない。勝ち切ることを選手に体感させるために・・・)

 主力がいないし、たった6日前に監督になったばかりだから・・・・あと何ヵ月か後にベストメンバーで日本チームとやりたいところだよ(もしベストメンバーでしっかりとチームを把握していたら日本ごときにはやられないという態度)。しかし、選手たちは招集してもこないというようなことではチームを作ることはできない。このチームに規律と秩序を作ることをしたい。それができないなら私はやめる。徳島のドゥンビア選手がいるのを知って急遽招集したんだが、そんなデタラメな代表招集なんてことをしなくてはならないようではダメだ。ドゥンビア選手は10分間よいパフォーマンスを発揮してくれた。大改革を実行したいと思う。まったくなってない」

(戸塚)

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