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鹿島が小笠原の2戦連発などでJ最速通算450勝

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[7.5 J1第15節 磐田1-2鹿島 エコパ]

 鹿島アントラーズは前半3分のMF小笠原満男(29)の2試合連続ゴールなどで2―1で勝ち、J最速となる公式戦通算450勝を達成した。暫定2位に浮上し、首位・浦和にしっかりと食らいついた。
 前半3分、DF新井場徹の左クロスがファーサイドに流れると、ボールを拾った小笠原がGKの動きをよく見て、右足でゴール右上に突き刺した。
  今季は開幕から5連勝も、ACLとの連戦による疲労蓄積で失速し、一時は7試合勝利から見放された。それでも中断期間にしっかり休養を取り、練習再開後はフィジカルを鍛え直した。中盤での流れるようなパスワークが復活。後半16分に失点して公式戦5試合連続完封は逃したが、スポーツニッポンによるとオリヴェイラ監督は「この日も献身と謙虚なプレーを表現してくれた」と手応えを口にし、小笠原も「みんな守備の意識を高くやってくれた」と、チームJ最速での公式戦通算450勝に笑顔をのぞかせていたという。

(文 西山紘平)

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