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U-23日本代表候補、千葉合宿2日目練習後コメント

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 北京五輪に出場するU-23日本代表候補は千葉合宿2日目の8日、約2時間の練習を行い、フリーマンをおいた8対8や、クロスからのシュート練習などに選手たちは汗を流した。以下、U-23日本代表練習後コメント

●MF本田拓也(清水)
「今、(五輪代表の)ぎりぎりのところにいると思う。チームで出ていないというのが大きい。あせりがある。出ることで体調管理できる面もある。自分は試合に出てアピールしたい。他のチームで出ている選手もいるし、相当あせりがある」
―五輪を意識したのは?
「2次予選、最終予選に呼ばれてから。それまではオリンピックを意識していなかった。今はいろいろな経験させてもらって愛着も出てきた」

●MF本田圭佑(VVV)
「オーバーエイジを起用しなくてもプラスアルファを出せる面はあると思う。個人技よりも個々の頑張りや感覚的なもので勝負を分けると思う。(ただ)オーバーエイジがいないことで精度に欠けるかもしれない。ヤットさん(遠藤保仁)のようにボランチが落ち着きを与えられる訳ではない。どうすれば相手に脅威を与えられるか考えなければいけない。要求を突き詰めていきたい。北京五輪で自分たちの力が発揮できないことが怖い。100パーセント力を出せるようにしたい。(日本でも海外でも相手が)どこでも同じサッカーをしたい。勝つためには自信を持っていける自分たちの武器が必要。日本は何かといったらみんなが走ってチームを助け合いながら戦うことだと思う。これが世界一にならないとメダルには手が届かない」

●FW興梠慎三(鹿島)
「合宿はもう明日しかない。アピールしたい。自分でゴールを決めるのも大事だけど、簡単に味方を使いたい。まず勝つこと。それで点取れたらいい」

●FW李忠成(柏)
「明日、90分出るか分からないけど、1点取りたい。今、すごくいいモチベーションでやれている。オリンピックという目標がある。試合で結果も出ているので続けていきたい」

●反町康治監督
「(9日にJ2の試合がある山形の)豊田に関しては、昨日の早い段階で(クラブが)話していただいて、最後までしっかりやらせていただくということになった。クラブで全面的に応援してくれていると思う。明日は山形とセレッソの試合や広島の試合を見たかったけど、早く帰ってテレビで見ます」
―明日の練習試合で見るべきところは?
「(守備のチェイシングなど)今までやってきたことの繰り返しのところ。これは意識してやってきている。反復してやることで選手の力になる。ここだけはやって欲しいという話はするつもり」

(取材・文 吉田太郎)

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