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元仏代表DFテュラム、心臓疾患のため引退

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[パリ 1日 ロイター] サッカーの98年ワールドカップ(W杯)優勝メンバーの元フランス代表DFリリアン・テュラム(36)が1日、心臓の疾患を理由に現役引退を表明した。
 テュラムは記者会見で「PSGと契約したかったが、リスクは冒せなかった」とコメント。家族を心配させないために引退を決断したと説明した。
 テュラムはフランス1部のパリ・サンジェルマン(PSG)と1年契約を結ぶ予定だったが、6月に行われたメディカルチェックで心臓疾患が発覚。先月には、兄弟の1人が過去にバスケットボールのプレー中に心臓発作で死亡していたことや、ほかの家族も心臓の病気で苦しんでいることを明かしていた。
 今年の欧州選手権を最後に国際試合から退いたテュラムは、フランス代表として通算142試合に出場。00年にはチームの欧州選手権制覇、06年にはワールドカップ本戦出場に貢献した。
 テュラムは90年にモナコでプロ生活をスタートさせ、その後移籍したイタリアセリエAのパルマでは欧州連盟(UEFA)カップ優勝、ユベントスではリーグ優勝を経験。 06年からスペイン1部のバルセロナに在籍していた。

<写真>8月1日、サッカーの元仏代表DFテュラムが現役引退を表明。写真は6月のルーマニア戦(2008年 ロイター/Eddie Keogh)


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