[JOMOCUP]試合後の選手コメント
[8.2 JOMO CUP2008 J-ALLSTARS1-3K-ALLSTARS 国立]
JOMO CUP2008が2日、東京・国立競技場で開催され、Jリーグ選抜のJ-ALLSTARSとKリーグ選抜のK-ALLSTARSが対戦した。K-ALLSTARSは前半37分にMFチェ・ソングッ(城南)が先制点を決めると、後半にFWエドゥー(水原)が2得点。J-ALLSTARSはDF田中マルクス闘莉王(浦和)が1点を返したが、初めての“日韓戦”はK-ALLSTARSが3-1で快勝した。
以下、試合後の選手コメント
●FW鄭大世(川崎F)
「相手チームが喜んでいる表彰式を横目に、何度悔しさを味わわないといけないのか」
―左肩をアイシングしているが?
「ちょっと投げすぎて(苦笑)。そうじゃなくて、吹っ飛ばされたのがあって。かっこ悪い。フィジカルが売りなのに」
―相手のセンターバックが強かった?
「めちゃデカい。フィジカルで圧倒されたのを痛感した。情けない。まだまだ足りない。世界との差じゃないけど、KリーグのDFとの差を感じた。全体的にはそうでもないけど、パワーだけで見たら劣っていた」
―何本もいいパスが来たが?
「小笠原選手はあこがれていた選手。いい動き出しをすれば絶対パスが来るし、クロスもほんとにいいボールが来た。最初の2、3本を外して、“決めなきゃ”って思った」
●MF小笠原満男(鹿島)
「あとはゴールだけだった。残念ですね。最後のゴールを入れるだけで、いい感じで試合はできていたけど」
―ゴールシーンは闘莉王と事前に決めていた?
「なんか寄ってきて、“あそこに蹴ってくれ”って言ったので。日本語で言っても相手が分からないから。難しいシュート?いや、おいしいでしょ。セットプレーは強いので。(中澤)佑二さんがいて、ヨンセンがいて、闘莉王がいて。ただゴールがなかなか入らないゲームだった。相手が点を取ってリズムがよくなって、こっちはうまくいかなかったから」
―PKは蹴ろうとした?
「(山瀬)功治が蹴らないなら行こうかなって近づいたけど、“蹴る”って言うので(譲った)」
●MF山瀬功治(横浜FM)
―PKは自分から蹴りに行った?
「僕が(PKを)取ったので雰囲気的に“蹴れよ”みたいな感じだった。しょうがないです、こればっかりは」
―コンビネーションは良かったが?
「結果はアレでしたけど、練習を1回しかやらなかったわりにはボールも動いて、いいサッカーができたと思う」
―相手に印象に残った選手はいたか?
「今日はPKだけですね、印象に残っているのは。それどころじゃなかった。チームのみんなには申し訳なかったから、謝りました」
●MF金南一(神戸)
「イベント的な要素がある試合なのに、向こうがガツガツ来て戸惑った。短い時間しか練習できなかったけど、コンビネーションはすごい良くて、ずっと練習しているチームみたいだった」
―JリーグとKリーグの違いは感じた?
「Jリーグはショートパスとか組織的なサッカー。Kリーグはロングボールとか奇襲攻撃が多い。日本は短いパスをつないで攻める」
―来年は勝負にこだわる?
「今年負けたので、来年もJ選抜に選ばれたら、向こうに行って、反対に勝つサッカーをして勝ちたい」
●MF中村憲剛(川崎F)
「ミドルシュートもどんどん打っていこうと思っていた。後半立ち上がりも良かっただけに…。向こうの方が決定力があったということになると思う。いい形を何回もつくって、そこで入っていれば」
●MF金崎夢生(大分)
―代表合宿とは違う選手もいたが?
「全然違うサッカーができて、いい経験になった。また全然違う経験。大分にいたらできない経験だから」
―球際は激しかった?
「負けたくないという韓国の気持ちをすごい感じた。結果としてもう少し何か出したかった。レベルの高い選手と一緒にやれて、自分が成長するいいきっかけになると思う。小笠原選手とか中村憲剛選手とか、うまいなと思った。基本が大事だなって。普段出てこないところにパスが来たり、おもしろかった」
●DF田中マルクス闘莉王(浦和)
「悔しい。ホームで負けたのは心残り。来年は韓国で必ず勝って、帰ってきたい」
―試合は優勢に進めていたが?
「3失点したのは反省。先に点を取られると、カウンターを食らいやすい」
―DFラインは日本代表選手が多かったが?
「全然問題なかったし、最後までそんなにやられなかった。2回セットプレーで、1回はカウンター。うちも取れるチャンスで外していたし、そこで入れていれば」
―ゴールについては?
「小笠原に“転がしてくれ”って言って。とりあえず抑えて蹴ろうと思った」
―今までのオールスターと違った?
「本気度がありましたね」
―終盤は前線に残っていたが?
「みんなが“上がってくれ”と言ってくれたので。心強いですね。監督には“つなぎにも顔を出してくれ”と言われたけど、そんな時間もなかったので」
●GK楢崎正剛(名古屋)
―今までのオールスターとは違った?
「全然違う。向こうはしっかり準備してきたし、うちは1回しかなかった。相手に負けたくない、それだけで戦ったけど、先手を取られて。それまでは良かったけど。残念ですね」
―真剣勝負だった?
「オールスターとか、JOMO CUPとか名付けないでほしかった(苦笑)。来たときはみんなお祭りかなという雰囲気だったけど、練習してゲームに入ったらエンジンがかかっていた。それだけに先に点を取りたかったし、負けたくなかった」
●MFチェ・ソングッ(城南)
―先制点は?
「運が良かった。こうしたゲームに出られて光栄に思う。来年もあると思うし、また出たい。こういうゲームを通して韓国、日本のサッカーが発展するのはいいことだと思う」
―MVPの感想は?
「初めての日韓オールスターでMVPを取れて光栄。すごくうれしい」
―日本のチームの印象は?
「Jリーグにはすばらしい選手がたくさんいることを認識した。すごい勉強になるゲームだった。ただ、Kリーグの方が少し運が良かったんじゃないかと思う」
―自分のプレーに関しては?
「すべて見せたい気持ちはやまやまだが、なかなかそうもいかない。ただ、最初にゴールが入って、その後はいいプレーができた」
(取材・文 西山紘平)
JOMO CUP2008が2日、東京・国立競技場で開催され、Jリーグ選抜のJ-ALLSTARSとKリーグ選抜のK-ALLSTARSが対戦した。K-ALLSTARSは前半37分にMFチェ・ソングッ(城南)が先制点を決めると、後半にFWエドゥー(水原)が2得点。J-ALLSTARSはDF田中マルクス闘莉王(浦和)が1点を返したが、初めての“日韓戦”はK-ALLSTARSが3-1で快勝した。
以下、試合後の選手コメント
●FW鄭大世(川崎F)
「相手チームが喜んでいる表彰式を横目に、何度悔しさを味わわないといけないのか」
―左肩をアイシングしているが?
「ちょっと投げすぎて(苦笑)。そうじゃなくて、吹っ飛ばされたのがあって。かっこ悪い。フィジカルが売りなのに」
―相手のセンターバックが強かった?
「めちゃデカい。フィジカルで圧倒されたのを痛感した。情けない。まだまだ足りない。世界との差じゃないけど、KリーグのDFとの差を感じた。全体的にはそうでもないけど、パワーだけで見たら劣っていた」
―何本もいいパスが来たが?
「小笠原選手はあこがれていた選手。いい動き出しをすれば絶対パスが来るし、クロスもほんとにいいボールが来た。最初の2、3本を外して、“決めなきゃ”って思った」
●MF小笠原満男(鹿島)
「あとはゴールだけだった。残念ですね。最後のゴールを入れるだけで、いい感じで試合はできていたけど」
―ゴールシーンは闘莉王と事前に決めていた?
「なんか寄ってきて、“あそこに蹴ってくれ”って言ったので。日本語で言っても相手が分からないから。難しいシュート?いや、おいしいでしょ。セットプレーは強いので。(中澤)佑二さんがいて、ヨンセンがいて、闘莉王がいて。ただゴールがなかなか入らないゲームだった。相手が点を取ってリズムがよくなって、こっちはうまくいかなかったから」
―PKは蹴ろうとした?
「(山瀬)功治が蹴らないなら行こうかなって近づいたけど、“蹴る”って言うので(譲った)」
●MF山瀬功治(横浜FM)
―PKは自分から蹴りに行った?
「僕が(PKを)取ったので雰囲気的に“蹴れよ”みたいな感じだった。しょうがないです、こればっかりは」
―コンビネーションは良かったが?
「結果はアレでしたけど、練習を1回しかやらなかったわりにはボールも動いて、いいサッカーができたと思う」
―相手に印象に残った選手はいたか?
「今日はPKだけですね、印象に残っているのは。それどころじゃなかった。チームのみんなには申し訳なかったから、謝りました」
●MF金南一(神戸)
「イベント的な要素がある試合なのに、向こうがガツガツ来て戸惑った。短い時間しか練習できなかったけど、コンビネーションはすごい良くて、ずっと練習しているチームみたいだった」
―JリーグとKリーグの違いは感じた?
「Jリーグはショートパスとか組織的なサッカー。Kリーグはロングボールとか奇襲攻撃が多い。日本は短いパスをつないで攻める」
―来年は勝負にこだわる?
「今年負けたので、来年もJ選抜に選ばれたら、向こうに行って、反対に勝つサッカーをして勝ちたい」
●MF中村憲剛(川崎F)
「ミドルシュートもどんどん打っていこうと思っていた。後半立ち上がりも良かっただけに…。向こうの方が決定力があったということになると思う。いい形を何回もつくって、そこで入っていれば」
●MF金崎夢生(大分)
―代表合宿とは違う選手もいたが?
「全然違うサッカーができて、いい経験になった。また全然違う経験。大分にいたらできない経験だから」
―球際は激しかった?
「負けたくないという韓国の気持ちをすごい感じた。結果としてもう少し何か出したかった。レベルの高い選手と一緒にやれて、自分が成長するいいきっかけになると思う。小笠原選手とか中村憲剛選手とか、うまいなと思った。基本が大事だなって。普段出てこないところにパスが来たり、おもしろかった」
●DF田中マルクス闘莉王(浦和)
「悔しい。ホームで負けたのは心残り。来年は韓国で必ず勝って、帰ってきたい」
―試合は優勢に進めていたが?
「3失点したのは反省。先に点を取られると、カウンターを食らいやすい」
―DFラインは日本代表選手が多かったが?
「全然問題なかったし、最後までそんなにやられなかった。2回セットプレーで、1回はカウンター。うちも取れるチャンスで外していたし、そこで入れていれば」
―ゴールについては?
「小笠原に“転がしてくれ”って言って。とりあえず抑えて蹴ろうと思った」
―今までのオールスターと違った?
「本気度がありましたね」
―終盤は前線に残っていたが?
「みんなが“上がってくれ”と言ってくれたので。心強いですね。監督には“つなぎにも顔を出してくれ”と言われたけど、そんな時間もなかったので」
●GK楢崎正剛(名古屋)
―今までのオールスターとは違った?
「全然違う。向こうはしっかり準備してきたし、うちは1回しかなかった。相手に負けたくない、それだけで戦ったけど、先手を取られて。それまでは良かったけど。残念ですね」
―真剣勝負だった?
「オールスターとか、JOMO CUPとか名付けないでほしかった(苦笑)。来たときはみんなお祭りかなという雰囲気だったけど、練習してゲームに入ったらエンジンがかかっていた。それだけに先に点を取りたかったし、負けたくなかった」
●MFチェ・ソングッ(城南)
―先制点は?
「運が良かった。こうしたゲームに出られて光栄に思う。来年もあると思うし、また出たい。こういうゲームを通して韓国、日本のサッカーが発展するのはいいことだと思う」
―MVPの感想は?
「初めての日韓オールスターでMVPを取れて光栄。すごくうれしい」
―日本のチームの印象は?
「Jリーグにはすばらしい選手がたくさんいることを認識した。すごい勉強になるゲームだった。ただ、Kリーグの方が少し運が良かったんじゃないかと思う」
―自分のプレーに関しては?
「すべて見せたい気持ちはやまやまだが、なかなかそうもいかない。ただ、最初にゴールが入って、その後はいいプレーができた」
(取材・文 西山紘平)
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