[五輪競泳]
　北京五輪競泳は12日、各競技が行われ、女子200m個人メドレーの北川麻美がスイムオフで2分12秒02の日本新を出し、決勝を争う8番目の座をつかみ取った。

　北川はこの日、実に約1時間半で3レースも泳ぐなかで決勝進出の切符を最後の最後で手に入れた。女子100m平泳ぎの決勝(8位)を終えると、その40分後には200m個人メドレーの準決勝。ここで日本記録を更新したものの、ベラスト(ハンガリー)と8位で並んだため、決勝進出を懸けてスイムオフが行われた。3レース目となったこのスイムオフで北川はさらに日本記録を塗り替える好タイム。勝利をつかんだ瞬間には、優勝したかのようなガッツポーズで破顔一笑を見せた(写真)。
　女子200m個人メドレー決勝は13日に行われる。