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鹿島サポが旗で柏CKを妨害。サポ同士の衝突も

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 J1第25節、日立柏サッカー場で行われた柏レイソル対鹿島アントラーズ戦の試合前半、右CKを柏のアレックスが蹴ろうとコーナーポストに立ったところ、アウェーゴール裏にいた鹿島サポーターが、持っていた旗をアレックスの頭部に当てるトラブルがあった。アレックスはその場に倒れ込んだが、ケガはなかった。
 その直後の柏の左CK時にも、応援旗を掲げた鹿島サポーターがゴール裏付近から左コーナー方向へと走っていったが、これは選手に当たることはなかった。最前列での旗振りは禁止行為であることから、主催側の柏は旗を持っていたこの男性サポーターを観客席から退出させた。

 また試合前、試合中にも両チームサポーター間に小競り合いがあり、これらの騒動で鹿島サポーターなど2名が軽傷を負った。試合後には数十人の警察官が出動する事態に発展した。
 主催者である柏、サポーターが"事件"を起こした鹿島の両チームには罰金、無観客試合などの制裁がJリーグから下される可能性がある。
 ホームの柏レイソルは公式サイトで以下のように発表している。

【9/20鹿島戦】試合中のプレー妨害について

 本日9月20日(土)に開催された、J1リーグ第25節・対鹿島アントラーズ戦(15:00キックオフ、日立柏サッカー場)で、アウェイゴール裏観客席からピッチに向けてフラッグを振り回し、選手のプレーを妨げる行為がありました。

 当クラブでは、Jリーグ統一禁止事項、観戦・応援時の禁止事項の「暴力、威嚇、その他危険、迷惑行為」とみなし、ビデオ確認などにより、当行為を行った者を特定いたしました。すみやかにJリーグに報告するとともに、処分などについて対戦相手の鹿島アントラーズとも連絡、調整しております。今後の対応につきましては、決定次第お知らせいたします。

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