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シーズン秋春制移行問題、賛成は3クラブのみに

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 Jリーグは2日、実行委員会シーズン制検討プロジェクト会議を行い、秋春制シーズン移行について議論した。スポーツ報知によると、シーズン移行について賛成したのは出席12クラブのうち、浦和、G大阪、湘南の3クラブだけ。シーズン移行をした場合、屋根の取り付け、座席の暖房システムなど、ひとつの競技場の改修に200~300億円の巨費が必要という試算が出された。

 札幌、仙台、山形、新潟といった積雪地域のクラブは冬季にほとんどアウェーゲームを行うというプランには、積雪地域以外のクラブから「季節のいい時期に我々はアウェーばかり」と反対意見が続出。「欧州シーズンに合わせるということ以外、メリットが見つかっていない」とJリーグ鬼武健二チェアマン(69)は改めて慎重な態度を見せたという。

(文 吉田太郎)

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