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オリヴェイラ監督が2年連続最優秀監督賞、「そう簡単に味わえない喜び」

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 連覇を達成した鹿島アントラーズのオズワルド・オリヴェイラ監督(58)が2年連続で最優秀監督賞を受賞した。昨季は終盤の9連勝で大逆転Vを成し遂げたが、今季は大混戦の中、28節以降、一度も首位を譲ることなく、栄冠を勝ち獲った。巧みなモチベートで選手の力を最大限に発揮させ、MF小笠原満男の負傷離脱、ACL敗退など決して順風満帆ではなかったシーズンを、その手腕で乗り切った。

 「今感じている喜びというのは、そう簡単には味わうことのできない喜びであり、瞬間だと思う。ただ、この喜びを与えてもらえたのも私のバックにアントラーズという素晴らしいファミリーが存在するから。私とともに戦ったスタッフ、フロント、選手、サポーターも僕の隣りにいる気持ちでいてほしい」。指揮官の熱いスピーチに、会場に詰めかけた鹿島サポーターからも「オリヴェイラコール」が巻き起こった。また、優勝チームを代表した挨拶した小笠原は「年間を通して一番勝ち点を取ったことを誇りに思う。来年も優勝して、また全員でここに戻ってきたい」と3連覇を誓っていた。

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<写真>最優秀監督賞を受賞した鹿島のオズワルド・オリヴェイラ監督

(取材・文 西山紘平)

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