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[J1戦力分析]鹿島アントラーズ

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鹿島アントラーズ
[08年シーズン成績]
1位
18勝9分7敗 56-30 +26
[移籍情報]
[IN]/[OUT]
[負傷者状況]
MF小笠原満男(左ひざ前十字じん帯・半月板損傷)
DF中田浩二(右ひざ前十字じん帯損傷)
GK杉山哲(左アキレス腱断裂)


[今後の日程]
・2.28ゼロG大阪
・3.7 J1浦和(H)
・3.11ACL水原(A)
・3.15 J1新潟(A)
・3.18ACL上海(H)

[開幕予想先発]4-4-2
 興梠 マルキーニョス
ダニーロ   野沢
 本山 青木
新井場   内田
 伊野波 岩政
   曽ヶ端

[戦力分析]
 史上初の3連覇を目指す王者のオフは静かだった。昨季終盤、MF小笠原満男の代役を務めたMF中後雅喜が千葉に移籍したが、将来性も期待して水戸からMFパク・チュホを補強しただけ。新人では高校ナンバー1ストライカーFW大迫勇也のほか、流通経済大のDF宮崎智彦、東海大のMF川島大地という3選手が加入したが、即戦力の補強はなかった。
 連覇を果たした既存戦力をベースにして、若手の突き上げを待つという構図はハッキリしている。若手の台頭に期待するという意味では「賭け」の要素もあるが、中長期的なビジョンとしては正しいだろう。
 やはり怖いのは、主力のケガか。MF小笠原満男、DF中田浩二は開幕に間に合うか微妙な状況で、ACLとの連戦が続く3、4月でさらなる離脱者が出ると、スタートダッシュでつまずく可能性はある。リーグ、ACLの2冠を目指すなら、「短期的」な若手の急成長も必要になりそうだ。

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