鹿島アントラーズのMF小笠原満男(29)が25日、実践練習に復帰した。
　スポーツニッポンの記事によると、25日の紅白戦に控え組のボランチとして出場し、「早くやりたいと思っていたので、合流できたのはいいこと。体は問題ない」と話し、順調な回復をアピールしたという。
　小笠原の忌まわしい記憶は、昨年9月20日の柏レイソル戦。試合中に負傷し、診断の結果は「左膝半月板損傷および前十字靱帯損傷」。全治10カ月という厳しい状況を突き付けられた。手術を受けてから、この2月で5カ月が経つが、ここにきてようやく実践練習するまでに回復した。まだまだ油断はできないが、焦らずじっくり治して今季の中盤くらいには試合復帰したところだ。3連覇、そしてACL優勝を目指す鹿島の原動力となるために、小笠原のリハビリは続く。

(文 山口雄人)