[3.15 J1第2節 新潟2-1鹿島 東北電ス]

　鹿島アントラーズの新人FW大迫勇也(18)にとってはほろ苦のJ1デビューとなった。0-2の後半30分に投入され、リーグ戦初出場を果たしたが、目立った活躍ができず、チームも後半ロスタイムにDF岩政大樹のゴールで1点を返すのが精一杯。3連覇を狙う王者が開幕2戦目で黒星を喫した。

　スポーツニッポンによると、大迫は「点を取れば変わると思ったけど力不足だった。もっと仕掛けてシュートを打ちたかった」と反省。DF内田篤人は「あんまり失点し慣れていない」と先行される展開に敗因を求めた。オリヴェイラ監督もハーフタイムに2人を交代し、「ショック療法が必要だった」と認めたが、11日のACL水原三星戦(1-4)のショックが尾を引いているようだ。

(文　西山紘平)