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[ACL]7試合ぶり先発で2発の興梠、「久々の90分で疲れた」

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3トップの一角に入った興梠慎三が2ゴールと気を吐いた。3月15日のJリーグ第2節新潟戦以来、7試合ぶりの先発。マルキーニョス、大迫勇也と組んだ初の3トップは、「大迫が真ん中に張って、僕とマルキがその周りを動く」という形で、大量5得点での圧勝を生み出した。

最初のゴールは前半38分。小笠原満男のミドルシュートに左足インサイドを合わせて2-0。後半のゴールは74分、左サイドからドリブルでDFを抜き、角度のないところから右足でファーサイドを狙ったもので、これでスコアは5-0となった。
「1点目は合わせるだけだった。2点目のようなゴールが理想。でも、監督からは(利き足の)左足で狙えと言われるけど、ああやって抜いた後に右足で蹴るのが僕のクセなんです」と振り返った。

ただし、「久々の90分で疲れた」と苦笑いしながら口を突いて出てくるのは、反省の弁ばかりだ。
「もっとチャンスがあった。決められればもっと楽になったのに。きょうは自分のプレーでもっと盛り上がるべきだったのに」と悔しさもにじませた。
次戦はホームに水原三星(韓国)を迎え撃つ。3月11日のアウエー戦で1-4と惨敗した相手。「スタメンを外されたのは水原戦(の不振)が理由の一つだったと思う。その借りを返したい」と表情をキリリと引き締めていた。

<写真>公式戦7試合ぶりの先発で2ゴールを決めたFW興梠慎三

(取材・文・矢内由美子)

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