29日、リーグ9位の川崎フロンターレが11位の京都サンガF.C.をホーム・等々力競技場に迎え、持ち前の攻撃力を爆発させ4-1で大勝した。

　ゴールラッシュの始まりは前半17分。FWヴィトール・ジュニオールが2戦連発となる先制ゴールを叩きこむと、後半18分にはFW矢島卓郎がジュニーニョからの折り返しを右足で決め、28分にはジュニーニョが加点。初先発の矢島が清水エスパルスからの移籍後初ゴールを決め、先発した3トップがそれぞれ得点を決めた。同34分には矢島に替わって入ったFW黒津勝が駄目押しの4点目で京都にとどめを刺した。

　京都は終了間際にFW豊田陽平と交代したMF加藤弘堅が意地のゴールを決めたが、ここで力尽きた。京都はこれで3連敗。一方、川崎Fは3戦負けなしと好調をキープする格好となった。

(文 山口雄人)