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香川が初のハットトリックでJ2得点王に浮上

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[5.17 J2第15節 C大阪5-3水戸 長居]

 セレッソ大阪はMF香川真司のハットトリックの活躍などで水戸に5-3で快勝した。3連勝で勝ち点を35に伸ばし、この日引き分けた首位・湘南に勝ち点で並んだ。

 香川は1-1の前半37分、PKで1点目。3-2の後半32分にはMFマルチネスのスルーパスをFW西澤明訓がスルーすると、香川が絶妙なトラップから前に運び、DFラインを突破。ドリブルでGKもかわし、左足で無人のゴールに流し込んだ。

 さらに後半42分、MF石神直哉の左クロスにニアに飛び込むと、右足で角度を変えてゴールに流し込む技ありゴール。自身初のハットトリックで大勝劇を呼び込んだ。

 日本代表の岡田武史監督が見守る前で3得点の爆発。今季通算ゴールも2ケタの10に伸ばし、得点ランキングのトップに立った。

 香川は試合後のインタビューで「ホームで決められていなかったので本当にうれしいです。試合2日前からPKの練習をしていて、きょうキッカーに指名された。2点目はアキさん(西澤)がいいところにいて、おとりになってくれたので、本当に感謝したいです」と満面の笑みを見せた。

(文 西山紘平) 

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