beacon

5/29A代表練習後の岡田監督コメント

このエントリーをはてなブックマークに追加
 日本代表は29日、31日のキリン杯・ベルギー戦(国立)に向け、練習を再開した。27日のチリ戦(4-0)で不在だったMF中村俊輔(セルティック)、DF田中マルクス闘莉王(浦和)、DF長友佑都(F東京)も合流。体調不良と故障でチリ戦を欠場したFW大久保嘉人(ボルフスブルク)、FW興梠慎三(鹿島)も練習に参加した。
以下、練習後の岡田武史監督コメント

岡田武史監督
―アーリークロスからの練習をやっていたが、チリ戦で参考にしたいと話していたからか?
「みんなもイメージが残っているだろうから、いいタイミングかなと。チリ戦の映像はあしたの練習前に選手に見せる。相手(ベルギー)のは見せない」

―合流組については?
「長友、闘莉王はまったく問題ない。俊輔は途中で違和感があるということだったので、無理はさせなかった。あした1日、様子を見て(ベルギー戦の出場は)決めたい。興梠はぶつかるのが怖いだけ。敵がいない練習は問題ない。(大久保)嘉人も問題ない」

―玉田は別メニューだったが?
「右足で蹴ると痛みが出る、怖いということだった。慢性になると怖いので、ベルギー戦は使わない。治療に専念してもらう。予選なら注射を打てばできるだろうけど」

―ベルギーの印象は?
「今回のメンバーはきょうのチリとの試合を見ないと分からないけど、今までのイメージでは早めに前に入れて、こぼれ球を拾ってサイドからクロスを入れてくる。ウズベキスタンに似ているところはある。クロスを入れさせないとか、こぼれ球に対してラインを下げないとか、いつもどおりだけど、気を付けていきたい」

―4-0で快勝したチリ戦のことはリセットした?
「勝ったから良かったでしょ(笑)。リセットする必要はない。4-0のスコア、内容より、いいゲームをして結果を出せたということでは、これからも移動とか練習場がないとか多少のことがあっても、問題ないというか、最低限のベースのラインができた。そういうのが一番良かった。2ヵ月相手も、1日でチームとしてまとまれるというのを確認できた」

―ベルギー戦での選手起用については?
「こないだ出ていないから使うわけじゃないけど、長友、内田、闘莉王はできれば使いたい。ただ、ケガさせたらしょうがないし、リバウンドが出ないかとか、あした確認して決めたい」

(取材・文 西山紘平)

TOP