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グルノーブル入り松井「初心に戻りたかった」

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 サンテティエンヌ(フランス)に所属する日本代表MF松井大輔が26日、グルノーブルへの移籍会見を東京都内のインデックス社(クラブの親会社)で行った。契約期間は3年、背番号は22に決まった。

 26日付け読売新聞WEB版によると、渡辺和俊会長(写真右)、祖母井秀隆ゼネラルディレクターらとともに会見に臨んだ松井は「来年のW杯に向けて出場していないと話にならないと感じた。場所を変えて初心に戻りたかった」と移籍の理由を語った。

 長く主力として在籍したルマンから昨季はサンテティエンヌに戦いの場を移した松井だったが、08-09シーズンは22試合出場1ゴール。このうち先発出場は11試合と、不本意な成績に終わったことが移籍の大きな理由となったようだ。

 グルノーブルは昨季1部に昇格し、13位と昇格クラブとしては健闘(サンテティエンヌは17位)。この日松井とともに会見に臨んだ渡辺会長はゲキサカコラムナマ欧州サッカー事情の執筆者でもある。6月12日更新のコラムでは「リーグ最下位の24得点しか取ることが出来なかったので、決定力向上は重要な課題。これを改善するために評価できる選手を取ることをチームとして考えているよ」と語っていた。

<写真>入団会見を行った松井大輔と渡辺会長

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