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犬飼会長があらためて秋春制移行を主張

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 日本サッカー協会の犬飼基昭会長が16日、あらためてJリーグの秋春制移行を主張した。Jリーグは17日から夏休みの集客キャンペーン「HOTサマー・アドベンチャー」をスタートするが、日刊スポーツによると犬飼会長は「サッカーは寒いときのスポーツ。夏にやるもんじゃない」とバッサリ切り捨て、「夏休みはJリーグへ行こう」というポスターのコピーにも「こうやっても、来ないよなあ」と言い放った。

 シーズン移行に関して日本協会の将来構想委員会が3月に「導入しない」との結論を出した。その後、移行検討のプロジェクトを設立し、現在も調査を続けており、犬飼会長はまだまだあきらめていないようだ。「観客がものすごく減っている。ナイターでは子供も来られない」と、夏に試合をするマイナス面を強調した。

 一方、Jリーグの鬼武チェアマンは「夏は暑い。冬は寒い。それが日本」と困惑した表情だった。

(文 西山紘平)

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