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オリヴェイラ監督が選手に猛ゲキ、「07年を思い出せ」

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 鹿島アントラーズオズワルド・オリヴェイラ監督が“怒りのミーティング”でチームの手綱を引き締めた。2位浦和に勝ち点9差をつけて首位を独走するが、23日付のスポーツニッポンによると、選手に気の緩みや油断が出ないよう、あえて怒声にも似た激しい言葉で選手にゲキを飛ばした。

 22日の練習前に行った約1時間のミーティングで指揮官は「07年に起こったことを考えろ。我々が逆転しただろう。自分たちがよく知っている分、しっかりやっていかないと悪い方向にいってしまう」と激しい口調で語った。07年は残り5試合で首位の浦和に勝ち点10差をつけられていたが、最終節で劇的な逆転優勝を飾った。自分たちの経験を踏まえ、選手たちに危機感を植え付けた。

 これを受け、MF青木剛は「今までの中でも記憶に残るミーティングだった。一人一人がいろいろ感じることができた」と気持ちを新たにしていた。

(文 西山紘平)

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