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[高校総体]前橋育英が悲願の全国大会初制覇!

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[8.8 全国高校総体決勝 前橋育英 2-0 米子北 橿原公苑陸上競技場]

 平成21年度全国高校総体サッカー競技(2009近畿まほろば総体、奈良)は8日、奈良県立橿原公苑陸上競技場で決勝が行われ、ともに初優勝を狙う前橋育英(群馬)と米子北(鳥取)が激突。前橋育英がMF三浦雄介(3年)とU-18日本代表候補FW西澤厚志(3年)のゴールにより2-0で勝ち、初優勝を飾った。

 1週間にわたる熱き戦いもついにフィナーレを迎えた。古都・奈良の決勝のピッチに立ったのは、前橋育英と米子北の2校。タレント集団の前橋育英と、前線に強烈な2枚看板を持つ米子北との一戦は、開始早々の4分にいきなり動く。相手の出鼻をくじくような猛攻を仕掛けた前橋育英は、この日右MFで起用されたMF三浦雄介が相手のクリアミスに反応。ダイレクトで豪快に振り抜かれた左足からのミドルシュートが、ゴール左隅に突き刺さり、先制ゴールとなった。

 しかし、準決勝の大津(熊本)戦同様、前橋育英はあとが続かなかった。連戦の疲労からか、全体の運動量が極端に落ち、攻めようとする攻撃陣と、谷尾昂也と山本大稀の強力2トップを警戒し、深い位置をキープしたDFラインとボランチのU-17日本代表MF小島秀仁との距離が徐々に開いていった。だが、疲れていたのは米子北も一緒だった。特に山本大は前日の佐賀東(佐賀)戦で右肩を痛めてテーピングでガチガチに固められている状況。主軸が思うようなプレーが出来ないことも重なり、なかなか攻撃を組み立てられない。

 双方に歯がゆい時間帯が続いたが、前橋育英は後半11分、右CKからU-18日本代表候補FW西澤厚志がヘッドで追加点を決めた。もう攻めるしかない米子北は、山本大に代え、「この大会に入って急成長を見せた」(城市徳之監督)FW山本健太郎を投入。彼が中盤の広大なスペースを有効活用し、何度も前橋育英ゴールに迫るが、相手GK志村智久のセーブにも阻まれ、1点を奪うことが出来ない。
 米子北は前橋育英の4本を大きく上回る13本のシュートを放ちながらも、ゴールが遠く、そのままタイムアップ。前橋育英が初となる全国制覇を成し遂げた。

(取材・文 安藤隆人)
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