beacon

U-17代表、宇佐美連発も敗れる

このエントリーをはてなブックマークに追加

 U-17日本代表が参加しているビジャレアル国際ユース3日目は10日、グループBの最終戦となるU17代表対セルティックユース(U-19)の一戦が行われ、日本は1-2で敗れ、グループ最下位となった。

 2試合を終了して1分1敗となった日本は大会初勝利を目指し、セルティックと対戦した。

<出場メンバー>
GK
渡辺泰広(新潟ユース)
DF
夛田凌輔(C大阪U-18)
内田達也(G大阪ユース)
岸光(名古屋U18)
→HT 岡本拓也(浦和ユース)
廣木雄磨(F東京U-18)
MF
幸野志有人(JFAアカデミー福島)
→HT 小島秀仁(前橋育英高)
柴崎岳(青森山田高)
堀米勇輝(甲府ユース)
FW
宇佐美貴史(G大阪)
→後21分 柴原誠(清水ユース)
杉本健勇(C大阪U-18)
宮吉拓実(京都)
→HT 高木善朗(東京Vユース)

 試合は立ち上がりから両チームのミスが目立つ展開となったが、先制したのは日本。6分、PAすぐ外、ゴール中央からやや右寄りで得たFKを宇佐美が昨日に続き、直接ねじ込んだ。
 エースの2試合連続弾で勢いづくかと思われた日本だったが、それからはパスミス、プレーの選択のミス、連携のミスなどが重なって、リズムに乗ることが出来ない。

 そして11分にはPA内で相手を倒してしまいPKを献上。これをジェームス・フォーセットに決められて同点にされると、17分には相手FKからのこぼれ球への反応が遅れてしまい、デクラン・キャラハーにミドルシュートを叩き込まれて前半のうちに逆転を許してしまう。

 後半のスタートで小島、岡本、高木をピッチに送り出した日本だったが、ポジションやシステムの変更はなく、前半同様煮え切らないプレーぶりに終始。21分、唯一アクセントとなっていた宇佐美に代えて投入された柴原も、宇佐美のいたポジションに入ったものの相手を崩せない。大会3得点と一人気を吐く宇佐美を下げるなど、打開策として打ったとは思えない交代だった。

 それでも終盤には何度か相手ゴール前に迫ったものの、同点弾を決めることができないまま1-2で試合終了。日本は最終日、7、8位決定戦を戦うこととなった。

<写真>グループリーグは勝ち星なしに終わり、うなだれる日本チーム

▼この試合のPhotoNEWS
宇佐美、宮吉、高木
岸、幸野、小島、岡本
柴原、夛田、渡辺


▼関連リンク
U-17W杯2009

TOP