鹿島vsG大阪 試合後の選手コメント
[11.28 J1第33節 鹿島5-1G大阪 カシマ]
J1第33節は28日、7試合を行い、カシマスタジアムでは首位鹿島アントラーズと3位ガンバ大阪が対戦した。鹿島は後半11分にFW興梠慎三が先制点を決めると、同13分にMF野沢拓也、同17分に再び興梠と立て続けに3点を奪うなど5-1で大勝した。首位を守った鹿島。川崎Fも勝ったため、今節での優勝決定はならなかったが、いよいよ3連覇に王手をかけた。
以下、試合後の選手コメント
<鹿島>
●FW興梠慎三
「大一番だったと思うので、そこを勝ったのは次につながる。前半に1点決めればもっとよかったけど、先制点が取れたのはよかった。2点目もすぐに取れたし」
―すぐに1点返されたが?
「僕自身、不安は少しあったけど、1点勝っていたし、落ち着いていこうと話していた。すぐに追加点が取れたのがよかった。個々のレベルは変わらない。勝つ気持ちが強い方が勝つし、そういう気持ちで上回ったと思う」
―最終節に向けては?
「僕たちは勝つしかない。川崎の結果は気にせず、自分たちの試合をして勝ちたい。もちろんゴールも狙っていくけど、まずチームが勝つためにプレーしたい」
―大事な試合で点が取れたが?
「大一番で2点決められたのは大きいし、大事な試合でみんなが一番のプレーをしたことがよかった」
―眠れないと話していたが?
「何日か寝れてなかったけど、昨日はぐっすり眠れた。それまでは夜の11時ごろに布団に入っても、夜中の3時とか4時まで寝付けないことが続いた。こんなの初めてだった。こんなのがまた1週間続くのかと思うと、嫌ですね(笑)。プレッシャーもあったし、前節の京都戦まで調子が悪くて、この試合でどうしても結果を出したかった」
―最終節の相手は浦和だが?
「変わったことをするわけではないし、いつも通りのプレーをするだけ。周りは気にせず、厳しい試合になると思うけど、いい準備をしたい」
●MF野沢拓也
「勝ててよかった。前半は我慢が続いた時間もあったけど、後半は相手も前に出てきてスペースが生まれた。1点返されても慌てることなく、次のゴールを狙うことができた。それができたのがよかったと思う」
―最終節に向けては?
「うちらは勝つだけ。いい準備をして、勝ち点3を取って終わりたい。優勝して鹿嶋に戻ってきていい報告をしたい」
―自身のゴールは?
「逆サイドが空いていたので、コースを狙うだけだった。たまたまです。強い相手といい緊張感の中で、たくさんの観客の前で試合ができてうれしかった」
―リフティングでドリブルしたのはピクシーを真似した?
「やる必要はなかったけど、体が勝手に…。ピクシーを真似たわけではないです」
●MF中田浩二
「3点目を取れた時点でこの試合は取れたかなと思った。ルーカスがああいうこと(退場)になったけど、その前からいけるかなと」
―川崎の結果はすぐに分かっていた?
「知らなかった。まったく気にしてなかったし、今日(優勝が)決まるとも思ってなかった。試合が終わっても、みんな喜んでなかった。そんな簡単にいくもんじゃない」
―最終節は浦和戦だが?
「難しいと思うけど、うちも勝たないといけない。こういう状況でサッカーができるのは幸せだし、優勝争いはなかなかできない。去年はずっと結果が続いて試合も出られなかったけど、ここに来て体も動いてきた。優勝するとしないとでは全然違う。3連覇もかかっている。3連覇はなかなかできない。最後も勝って終わりたい。G大阪に5-1で勝ったのは自信になるけど、浦和はまた違った難しさがある。気を緩めず、準備していきたい」
●DF岩政大樹
「0-0の展開はある程度予想通りだった。ハーフタイムをはさんでどう始まるか。それに上手く対応しようと思っていた。3点目でだいぶ楽になった。取ったあとに取られて、あまりいい展開ではなかった。DF陣としては1失点を反省したい。G大阪で最後怖いのはサイド攻撃というより、外国人FWの突破力。そこにどう対応するかだった。ある程度、ペドロ・ジュニオールに怖さは感じたけど、全体で対応できたのは自信になる」
―最終節に向けては?
「変わらず準備できればいいし、ここまでいくのは予想していた。落ち着いていつも通り準備したい。埼スタの浦和戦が消化試合になるとは思えなかった。どんな展開でも、最終節までもつれるのは予想していた」
●MF遠藤保仁
「1、2点目の失点はミス絡み。こういう試合はミスをした方の負け。あらためてそう思った」
―後半にいい位置でFKがあったが?
「コースはよかったと思うけど、壁に当たってしまった。もっと精度を上げていかないといけない」
―5失点だったが?
「僕らは勝つしかなかった。引き分けでもいいとは思ってなかったし、10人でも攻め続けたいと。リスクを持ってやった。これだけの点差になったけど、肝心なところでミスをしたら失点になる。簡単ではないけど、なくしていきたい」
●MF二川孝広
「今日は完敗。本当に悔しい」
―ゴールシーンは?
「ペドロからいいボールが来た。冷静に決めれてよかった」
―1点返してすぐ3点目を取られたが?
「早くに1点返すことができて、これからというときに奪い返されたのが痛かった。向こうの方が球際で激しかった。大一番で勝つことができなくて悔しい。切り替えてやっていきたい。最後はホームで戦う。いい終わり方をして、しっかり勝って締めくくりたい」
●MF明神智和
「最初は上手く耐えて、パスもつながるようになって、リズムよく試合運びができていたんだけど。勝たないといけない試合だった。引き分けも考えてなかったし、どうしても勝ちにいかないといけなかった。0-1で負けるのも1-5で負けるのも変わらない。最後は点差が開いたけど、勝ちに行った結果」
●DF山口智
「最初、押し込まれるのは分かっていた。そこを我慢して、盛り返したときにどうなるかだった。先制点を取られたのが大きかった。0-2になっても時間は早かったし、まず1点と思って、狙い通りにいったけど、すぐやられて。そこで盛り返せなかったのが残念」
(取材・文 西山紘平)
J1第33節は28日、7試合を行い、カシマスタジアムでは首位鹿島アントラーズと3位ガンバ大阪が対戦した。鹿島は後半11分にFW興梠慎三が先制点を決めると、同13分にMF野沢拓也、同17分に再び興梠と立て続けに3点を奪うなど5-1で大勝した。首位を守った鹿島。川崎Fも勝ったため、今節での優勝決定はならなかったが、いよいよ3連覇に王手をかけた。
以下、試合後の選手コメント
<鹿島>
●FW興梠慎三
「大一番だったと思うので、そこを勝ったのは次につながる。前半に1点決めればもっとよかったけど、先制点が取れたのはよかった。2点目もすぐに取れたし」
―すぐに1点返されたが?
「僕自身、不安は少しあったけど、1点勝っていたし、落ち着いていこうと話していた。すぐに追加点が取れたのがよかった。個々のレベルは変わらない。勝つ気持ちが強い方が勝つし、そういう気持ちで上回ったと思う」
―最終節に向けては?
「僕たちは勝つしかない。川崎の結果は気にせず、自分たちの試合をして勝ちたい。もちろんゴールも狙っていくけど、まずチームが勝つためにプレーしたい」
―大事な試合で点が取れたが?
「大一番で2点決められたのは大きいし、大事な試合でみんなが一番のプレーをしたことがよかった」
―眠れないと話していたが?
「何日か寝れてなかったけど、昨日はぐっすり眠れた。それまでは夜の11時ごろに布団に入っても、夜中の3時とか4時まで寝付けないことが続いた。こんなの初めてだった。こんなのがまた1週間続くのかと思うと、嫌ですね(笑)。プレッシャーもあったし、前節の京都戦まで調子が悪くて、この試合でどうしても結果を出したかった」
―最終節の相手は浦和だが?
「変わったことをするわけではないし、いつも通りのプレーをするだけ。周りは気にせず、厳しい試合になると思うけど、いい準備をしたい」
●MF野沢拓也
「勝ててよかった。前半は我慢が続いた時間もあったけど、後半は相手も前に出てきてスペースが生まれた。1点返されても慌てることなく、次のゴールを狙うことができた。それができたのがよかったと思う」
―最終節に向けては?
「うちらは勝つだけ。いい準備をして、勝ち点3を取って終わりたい。優勝して鹿嶋に戻ってきていい報告をしたい」
―自身のゴールは?
「逆サイドが空いていたので、コースを狙うだけだった。たまたまです。強い相手といい緊張感の中で、たくさんの観客の前で試合ができてうれしかった」
―リフティングでドリブルしたのはピクシーを真似した?
「やる必要はなかったけど、体が勝手に…。ピクシーを真似たわけではないです」
●MF中田浩二
「3点目を取れた時点でこの試合は取れたかなと思った。ルーカスがああいうこと(退場)になったけど、その前からいけるかなと」
―川崎の結果はすぐに分かっていた?
「知らなかった。まったく気にしてなかったし、今日(優勝が)決まるとも思ってなかった。試合が終わっても、みんな喜んでなかった。そんな簡単にいくもんじゃない」
―最終節は浦和戦だが?
「難しいと思うけど、うちも勝たないといけない。こういう状況でサッカーができるのは幸せだし、優勝争いはなかなかできない。去年はずっと結果が続いて試合も出られなかったけど、ここに来て体も動いてきた。優勝するとしないとでは全然違う。3連覇もかかっている。3連覇はなかなかできない。最後も勝って終わりたい。G大阪に5-1で勝ったのは自信になるけど、浦和はまた違った難しさがある。気を緩めず、準備していきたい」
●DF岩政大樹
「0-0の展開はある程度予想通りだった。ハーフタイムをはさんでどう始まるか。それに上手く対応しようと思っていた。3点目でだいぶ楽になった。取ったあとに取られて、あまりいい展開ではなかった。DF陣としては1失点を反省したい。G大阪で最後怖いのはサイド攻撃というより、外国人FWの突破力。そこにどう対応するかだった。ある程度、ペドロ・ジュニオールに怖さは感じたけど、全体で対応できたのは自信になる」
―最終節に向けては?
「変わらず準備できればいいし、ここまでいくのは予想していた。落ち着いていつも通り準備したい。埼スタの浦和戦が消化試合になるとは思えなかった。どんな展開でも、最終節までもつれるのは予想していた」
●MF遠藤保仁
「1、2点目の失点はミス絡み。こういう試合はミスをした方の負け。あらためてそう思った」
―後半にいい位置でFKがあったが?
「コースはよかったと思うけど、壁に当たってしまった。もっと精度を上げていかないといけない」
―5失点だったが?
「僕らは勝つしかなかった。引き分けでもいいとは思ってなかったし、10人でも攻め続けたいと。リスクを持ってやった。これだけの点差になったけど、肝心なところでミスをしたら失点になる。簡単ではないけど、なくしていきたい」
●MF二川孝広
「今日は完敗。本当に悔しい」
―ゴールシーンは?
「ペドロからいいボールが来た。冷静に決めれてよかった」
―1点返してすぐ3点目を取られたが?
「早くに1点返すことができて、これからというときに奪い返されたのが痛かった。向こうの方が球際で激しかった。大一番で勝つことができなくて悔しい。切り替えてやっていきたい。最後はホームで戦う。いい終わり方をして、しっかり勝って締めくくりたい」
●MF明神智和
「最初は上手く耐えて、パスもつながるようになって、リズムよく試合運びができていたんだけど。勝たないといけない試合だった。引き分けも考えてなかったし、どうしても勝ちにいかないといけなかった。0-1で負けるのも1-5で負けるのも変わらない。最後は点差が開いたけど、勝ちに行った結果」
●DF山口智
「最初、押し込まれるのは分かっていた。そこを我慢して、盛り返したときにどうなるかだった。先制点を取られたのが大きかった。0-2になっても時間は早かったし、まず1点と思って、狙い通りにいったけど、すぐやられて。そこで盛り返せなかったのが残念」
(取材・文 西山紘平)