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U-20代表がマカオを一蹴

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 U-20日本代表は7日、第5回東アジア競技大会(香港)のグループリーグ第2戦でマカオと対戦し、5-0で一蹴した。
 日本は4-2-3-1でスタメンは以下の通り。

GK
大谷幸輝(浦和)
DF(右から)
鎌田翔雅(湘南)
村松大輔(湘南)
鈴木大輔(新潟)
→77分 山村和也(流通経済大)
中村太亮(京都)
MF
河井陽介(慶應義塾大)
青木拓矢(大宮)
→HT 登里享平(川崎F)
押谷祐樹(岐阜)
→55分 遠藤敬佑(水戸)
柿谷曜一朗(徳島)
内田健太(愛媛)
FW
大迫勇也(鹿島)

試合は序盤から地力に勝る日本が攻め続けるが、シュートが枠へ行かずに決められない時間が続く。マカオは6人がゴール前を固め、さらに中盤でも3人の選手がチェックに専念し、日本がつけいるスペースが見あたらない。攻めあぐねて前半も終盤に入った39分、ようやくゴールをこじあげる。
 右サイドにあがった青木から、ゴール前ファーサイドにセンタリング。これを押谷が頭でうまく相手GK裏に落として、待望の先制点。前半ロスタイムには同じように右サイドにあがった青木が、自ら右足を振り抜いて2点目を決める。

後半、1ゴール1アシストの青木に代えて登里を投入し、内田をボランチに下げる。すると51分にはFKのこぼれ球から、この日ワントップに入った大迫がP外から左足で振り向きざまのシュートを決めて3点目。

60分には相手DFのバックパスを、柿谷がボール奪取。GKとの1対1から左足で流し込んで4-0。62分には右サイドに流れた登里のクロスに、PA内で河井が合わせてゴール。試合はこのまま5-0で終了。日本は前後半合わせて29本のシュートを放っていった(マカオは2本)。

西村昭宏監督
「Jリーグが終わって昨日到着した4名を全員使えて、いい感じになって来た。今日の相手のようにゴール前を固められて攻めきれない形をどうするか?前半苦労したけれど前半の終盤で2得点できた。それが収穫になる。このチームは経験値を積み上げて行っている途中だから、今日またひとつの経験ができた」
―このチームのよいところはなんですか?
「チームがどんどん変化していくところ。選手が成長して入れ替わって行くところです」
―夏の韓国、スペインに続いて3度目の遠征ですが。
「自分で気がつける選手は成長している。どう気づかせるか?そこが一つの課題。気がついて自分のチームでそれを修正できることが理想。村松君のようにJ2で50試合出場できればそれに越したことはない。全員がそうはいかないから難しい」
―あと2試合は厳しい試合になりますが、そこも経験ですね?
「はい。初戦の北朝鮮戦も厳しかったけれど勝てた。そこが大切です。残り2試合そういった試合をして、勝利したいです」

<写真>1アシスト後に自ら右足を振り抜き、追加点を決めた青木

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