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[高校MOM163]ルーテル学院FW山本大貴主将(3年)_等々力に“ドラゴン”現る

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[高校サッカー マン・オブ・ザ・マッチ]
[1.2 全国高校選手権2回戦 富山一 0-2 ルーテル学院 等々力]

 この日もルーテル学院(熊本)の背番号11、FW山本大貴が魅せてくれた。初戦の帝京(東京B)戦での2発に続き、富山一戦でも2ゴールを決め、大会通算4得点を上げたのだ。

 1点目は、右センタリングをファーで待ち構え、高い打点のヘディングでゴール。2点目は左からのライナー性のパスを、スピードに乗った状態で受け、マークに入った敵DFを振り切り、右足で沈めた。

 山本がこの試合で放ったシュートは3本。帝京戦で放ったシュートが4本だった。計7本で4発を決めるのだから、その決定力の高さは、素晴らしいの一言。彼の活躍をルーテル学院の小野秀二郎監督は、「まさに救世主ですね」と手放しに喜んだ。

 得点以外にも特筆すべきプレーがあった。後半15分、ハーフフェイライン手前の右サイドでボールを受けると、深い切り返しで敵DF1人をかわし、一気にギアチェンジ。もう1人迫ったDFもスピードで抜き去り、疾風のごとくサイドを駆け抜けた。その後のクロスはミスしたが、会場を大いに沸かせた。

 試合後、観戦していたロアッソ熊本の高木琢也監督が、「高校時代のタツ(久保竜彦・前広島)にそっくりだね」と言ながら記者たちの前を通り過ぎた。確かに身体能力の高さと左利きという点で、久保に似ているかも。次戦も山本が”ドラゴン”のように暴れれば、ルーテル学院は勝利に近づく。

(取材・文 小林智明)

特設:高校サッカー選手権2009

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