ロシアの名門ロコモティフ・モスクワが、鹿島アントラーズDF内田篤人の獲得に乗り出していると、24日付のスポーツニッポンが報じている。
　クラブ幹部が映像で内田のプレーをチェックし、評価したようで、南アフリカW杯後の獲得に動きだしたという。関係者も「本気でウチダの獲得を狙っている」と明かしたという。
　内田は今オフ、ドイツのシャルケ04から施設見学に招待されるなど、欧州から注目を集め始めている。くしくも、ロコモティフ・モスクワは、MF本田圭佑が移籍したCSKAモスクワのライバル。スポーツニッポンでは、本田のロシア移籍により、現地では日本人選手への興味が増しているという。
　鹿島で調整している内田は23日、ロコモティフ・モスクワについて、「興味を示してくれることはうれしい」と話したという。欧州志向の出てきた内田だが、若きSBの可能性は広がってきた。
(文　近藤安弘)