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岡田監督「残り5ヵ月弱。代表合宿は51日、その内の21日が今回。重要性を分かってくれ」

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Text alert@鹿児島県指宿
 日本代表合宿が25日、鹿児島県指宿市内で始まった。6月12日に開幕するW杯まで残り5カ月。昨年10月に左ひざ前十字じん帯不全損傷の重傷を負い、クラブで負傷個所の最終チェックを行っているMF石川直宏(F東京)を除く国内組26人が集まり、午後3時半から約1時間半、汗を流した。

今回は、1月6日のアジア杯予選イエメン戦で3得点を決めたFW平山相太(F東京)や、02年、06年W杯経験者のMF小笠原満男(鹿島)が招集されており、顔ぶれが固まりつつあったチームに新風を吹き込むことが期待されている。

合宿初日とあって、実戦形式の練習はGK付きの9対9ミニゲームのみだったが、平山が2得点を挙げ、小笠原も積極的にボールに絡むなど、「2人だけじゃないが、新しく入ってきた選手が違和感なくやってくれたので、選考が大変」と、岡田監督も満足そうだ。

練習開始前には全員を集めて「W杯まで残り5カ月弱。代表合宿は51日で、その内の21日が今回。その重要性を分かってくれ」と話し、報道陣には「今回の目的はW杯に向けたベースアップと東アジア優勝」と語った。

練習中には大隅半島で震度4の地震があり、揺れに気付いた選手もいたが、「地震?そんなに揺れた?」と岡田監督は泰然自若。揺れもブレもなく、6月まで突っ走るつもりだ。
なお、石川は26日夜に指宿入りする予定。
(取材・文・矢内由美子)

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