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1/30A代表練習後の選手コメント

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 鹿児島・指宿合宿中の日本代表は30日、午後に約2時間の練習を行った。左太腿裏痛のDF村松大輔(湘南)は別メニュー調整だったが、28日の練習で右足首を負傷したFW興梠慎三(鹿島)は全体練習に合流。前日29日の練習試合で嘔吐感を訴え、途中交代したDF内田篤人(鹿島)もフルメニューを消化した。
以下、練習後の選手コメント

●FW平山相太(F東京)
―F東京との違いで戸惑いは?
「別に固定観念はないので、驚きはないです」
―この合宿で自分が進歩したことは?
「代表のコンセプトというか、戦い方は少し頭に入ってきたと思う。みんなレベルが高いので、刺激になるし、勉強になる」

●MF金崎夢生(名古屋)
―ここまで合宿を振り返って。
「普段やらない選手と一緒にやるのは刺激になるし、攻撃の部分で少しでも特徴を出していきたいと思っている」
―ベネズエラ戦は九石ドームだが?
「大分サポーターの方も見に来るだろうし、元気な姿を見せたい」
―練習試合では2列目とボランチの両方でプレーしたが?
「どこのポジションでも自分のプレーをするだけ。チームのコンセプトはだいたい分かってきたので、絶えず自分の特徴を出すことが大事。去年は緊張も多少あったけど、もう初めてではないし、大丈夫」
―飛び出す動きを意識している?
「それが自分の特徴でもあるし、このチームにも必要なことだと思う。飛び出す選手が少ないので、自分の特徴を出していければ」
―中盤は激しい競争だが?
「最後は監督が決めること。悔いを残さず、最後までプレーしたい」

●MF中村憲剛(川崎F)
「切り替えのところとかボールを出して動くとか、クロスの部分とか、毎日質を上げていかないといけない。ミスを減らして、やりたいサッカーを毎日追い求めていければ。どこが相手でも自分たちのサッカーをやり切ることが大事」
―10秒以内にシュートするという練習があったが?
「必然的に走る距離は長くなる。フィジカルの要素も入っていたと思うけど、早く攻らめれるときは早く攻める。とにかく走って、2列目は受けに入るんじゃなくて飛び出す動きが必要」

●MF小笠原満男(鹿島)
―監督と2人で話したそうだが?
「まず自分のイメージを聞いてもらった上で、このチームはこうだからこうしようとか、そういう話」
―自分の考えとギャップは?
「自分のやり方は鹿島のやり方だし、こっちのやり方に合わせないといけない。このチームのやろうとしていることは分かったので、あとは自分がどれだけできるか。ここまでのところは分かったつもりなので、あとは試合で出すだけ。全部が全部前に急ぐんじゃなくて、落ち着かせるところがあってもいいと思うし、それはどうですかと聞いたら“やっていい”ということだった」
―2列目で出るときは中に絞って受ける場面も多いが?
「サイドにとか、中にとかは状況でいい。どこを使うのが有効なのか、考えながらやればいい。どこがチャンスで、どこがピンチか、効果的なことをやれば」

●DF内田篤人(鹿島)
―体調は?
「練習試合のときも体調が悪いわけじゃないけど、(嘔吐感があって)集中できないというか、疲れが早い。どんどん疲れてくるので。全然大丈夫。今日も走ってたでしょ。俺の中では普通。鹿島の番記者なら分かるでしょ。去年もずっとこんな感じでやってきた。やろうと思えば、全然できる」

●DF徳永悠平(F東京)
―内田のコンディションがよくないのは自分にとってチャンス?
「代表なので、常にポジション争いはある。別にだれかがポジションを保障されているわけではないし、常に競争している」
―両サイドバックはF東京だが、チームとの違いは?
「今日やってみて、もっと中に絞る動きを意識しないといけないと思った。片方が出たら片方が締めるとか」

(取材・文 西山紘平)

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