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[コパ・チーバス2010]U-17代表、U-18メキシコ代表戦後の選手コメント

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[1.30 コパ・チーバス決勝 U-17日本代表 1-2 U-18メキシコ代表 メキシコ]

 メキシコ遠征中のU-17日本代表は現地時間30日、コパ・チーバス2010決勝でU-18メキシコ代表と対戦。前半29分にFW久保裕也(京都U-18)のゴールで先制したが、1-2で逆転負けし、準優勝に終わった。以下、決勝戦後の選手コメント

●MF田鍋陵太(三菱養和SCユース)
「前半は結構、自分たちのサッカーができたと思うけれど、後半は攻め込まれたような感じがあった。相手のプレッシャーが早く、前に蹴ったボールもかっさらわれてしまった。そういうところで自分たちの時間をつくれず、疲れさせられた感じ。バーに当たったシュートについては、ああいう勝負どころで決めないと優勝はできないと、この一戦であらてめて感じた。個人的にはサイドで張っているだけではダメで、中へ入ってからのプレーや判断が課題。ただ、今大会の経験は日本では絶対できないこと。今後の糧にしていきたい」

●MF風間宏矢(清水商高)
「前半は守備に回る場面も多かったので、個人的にはもっとボールを受けにいかなければいけなかったと思う。後半の立ち上がりにリズムが戻ったが、リードされて、まだまだやるべきことが足りなかった。メキシコのセットプレーの精度の高さには驚きもあった。いろいろなチームと対戦して、海外のチームの特長もしっかりと見ることができた。そういう相手と対戦することで、僕たちにもできるプレーが増えてきた。自分の長所ももっと伸ばしていきたい。今大会ではチームの雰囲気がよかった。試合に出られない選手もチームのためにサポートをしてくれて、全員でここまできたという実感はある」

●MF為田大貴(大分U-18)
「メキシコ代表は個々のテクニックが高く、身体も強い上に、巧みなポジション取りをしてきて、そこに苦しめられた。クロスには注意していたが、結果的にファールをしてセットプレーを与えてしまったことが悔しいし、大会を通じての反省点でもある」

●DF三鬼海(名古屋U18)
「メキシコはパスをつないで回す中で、個々の速さを活かして、勝負どころでスイッチを入れてきた。参考になる部分もあるし、大会をとおして勉強になることが多かった」

●FW久保裕也(京都U-18)
「正直に言うと大会前にここまで勝ち進めるとは思っていなかった。短い期間だったが、チームのまとまりが日ごとに出て、厳しさの中で戦ったことに充実感はある。日本では経験のできない激しさ、プレッシャーの中でプレーをして、ある程度自信をつかめたところもあるが、もっと周りを使えるような選手をめざしていきたい。それが今後の課題だと思っている」

(取材・文 藤原夕)

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