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仙台、山形が大雪で練習できない。「サポーターに雪かきを要請」

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 9日の大雪で、東北のベガルタ仙台モンテディオ山形は、練習ができない状況で、サポータに雪かきの応援を呼び掛けたようだ。

 スポーツ報知によると、仙台は24cmの積雪があり、10日午前に公式HPで呼びかけを実施。24人の有志が集まり、スタッフとともに雪を取り除いた。結果、午後にはピッチの六分の一が除雪され、何とか練習ができたという。

 静岡出身のMF太田は「こんなの生まれて初めて。雪かきしてくれて、すごくありがたいですね。(協力を)呼びかける方もすごいですけどね(笑い)」と感謝。練習後には、FW平瀬がサポーターに頭を下げて回ったという。

 対する山形は、紅白戦をやりた思いから小林監督が10日、報道陣に異例の要請。日刊スポーツによると、「書いてほしいことがある。11日の10時に(ファンに除雪の手伝いで)集まってって(新聞に)載せて」と懇願したという。

 春とは思えない“異常気象”に、寒冷地のクラブは苦労している。日本協会の犬飼会長は欧州と同じく冬にシーズンを行う「秋春シーズン」への移行を訴えているが、果たしてどちらがいいのか。

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(文 近藤安弘)

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