beacon

セルビア戦で新戦力テストヘ。候補は前田、田中、巻、水本ら??

このエントリーをはてなブックマークに追加
 日本代表の岡田武史監督は16日、コーチ陣らとスタッフ会議を行った。17日付のスポーツニッポンによると、指揮官は4月7日のセルビア戦(長居)について、「今回の試合は何人かの国内組のテストになる。今まで分かってる選手は逆に(見なくて)いいという感じ。ストッパーとか前の方(FW)を見てみたい」と数人の“新戦力テスト”を明かしたという。

 気になるその人選だが、報道によると、FW陣は怪我で3月のバーレーン戦の招集が見送られた磐田の前田遼一のほか、岡田監督が「(W杯で)万が一リードしていたら前線から追っかけ回したりする選手」と話していることから、J2に降格した千葉の巻誠一郎、完全復活した浦和の田中達也が候補になるとしている。

 またCBの候補は京都DF水本裕貴のようだ。岡田監督は2月28日に川崎F―京都の練習試合を視察し、水本(京都)をチェック。代表経験のある水本はストッパーのバックアップ候補となりそうだと報じている。

 いずれも「確定」ではなく、あくまでも多数の候補者の一人、いわゆる「リストアップ」の段階のようだが、岡田監督は「W杯に行くとイニシアチブをとって戦える戦いはほとんどない。ずっとボールをキープして攻撃してるときに生きる選手ばかり集めてもしょうがない」と、これまでの方針を転換すること示唆しており、サプライズがあるかもしれない。

(文 近藤安弘)

TOP