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なでしこが過去最高の5位にランクイン

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 日本サッカー協会は17日、日本女子代表が12日に発表されたFIFAランキングで過去最高の5位にランクされたと発表した。

 ランキングは、FIFAに加盟する各国・地域の女子代表チームの試合結果によるポイントを集計し決定されるもので、年4回(原則として3月、6月、9 月、12月)更新。初めてこのランキングが発表された2003年6月の時点で日本は14位だったが、2006年12月に初めてトップ10入り。今回は6位から、1位アメリカ、2位ドイツ、3位ブラジル、4位スウェーデンに次ぐ5位となった。なお、これまでアジアトップだった北朝鮮とは同ポイントで並んでいる。

以下、上田女子委員長のコメント

「『なでしこvision』で2015年までの目標と定めたトップ5に、現時点で入ることができました。これは選手・スタッフの努力の成果であると同時に、なでしこジャパンにかかわったすべての方々のおかげだと思っています。そして、ワールドカップやオリンピックでのメダル獲得を視野に、世界のトップ3を目指すときが来たと感じています。

 現在、日本女子代表チームの強化としては順調な傾向ですが、日本の女子サッカーはプレーヤーとして一番伸びる中学生年代に活動できるチームが少ないという大きな課題を抱えています。より高い頂上を築くためには、女子サッカーのすそ野を広げなくてはなりません。この課題を解決するにはより多くの方々のご協力が必要です。『世界のなでしこになる。』ために、これからもともに取り組んでいきましょう」

以上

(文 近藤安弘)

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