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日本vsセルビア 公式練習後の選手コメント

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 日本代表は6日午後、長居スタジアムで公式練習を行い、7日のキリンチャレンジ杯・セルビア戦に向け最終調整した。午前中に紅白戦など約1時間半の練習を行っていたため、公式練習はセットプレーの確認程度にとどめた。
以下、公式練習後の選手コメント

●FW興梠慎三(鹿島)
―めずらしい位置で出そうだが?
「そうですね。やるしかないでしょ。あのポジションは初めてだから、戸惑いもあるかもしれないけど、やるしかないですね。出たらそれなりのパフォーマンスを絶対にして、点が取れれば一番いいけど、まずはチームのためにプレーしたい。高校のときはあのポジションでやっていたし。高校のときみたいにプレーするのは難しいと思うけど、自分のプレースタイルを崩さずに、攻撃が売りなので、そっちでアピールしたい」

●FW永井謙佑(福岡大)
―途中出場での起用になりそうだが?
「残り少ない時間で出ると思うけど、ゴールを目指してプレーしたい」
―大学では常に先発で出ていると思うが?
「神戸でも何回か出ているし、そんなに違和感はない。相手は若いので、勝たないといけないと思う」

●FW矢野貴章(新潟)
「自分の良さは前で動けること。最終的には点を取ることがアピールになると思うので、どんな形でもゴールに向かっていきたい。こういう試合は数少ないチャンスだと思うし、出ることがあればゴールを目指してやりたい。代表は久々だけど、コンセプトは変わってないので問題はない」

●MF遠藤保仁(G大阪)
―トップ下は岡田監督では初めて?
「初めてかなあ。分からないです」
―どういうプレーをする?
「あのポジションに入れば、よりゴールに近いし、前への意識も強くしたい。リズムが悪ければ、状況を見ながらシュン(中村)とポジションチェンジとかしてやりたい。ボランチのときはいろいろバランスとか考えないといけないけど、前に入ればポジションにこだわらずやればいいし。つまったり、窮屈になるのを避ければ。どんどんリスクを冒しながらやらないと。どんどんやって、ゴールを奪えれば」
―今後もありそう?
「どうなんですかね。急に言われたので…。入ったら入ったで、そういう仕事をしないといけない。複数のポジションができれば、メンバーを代えずにいろんなことができる。そういうチャンスだと思って、前向きにやりたい」
―G大阪のトップ下とは違う?
「1トップに入る選手がポストタイプなら裏に抜けないといけないけど、岡崎は裏に抜けるタイプなので、そこを孤立させないように。あのポジションは自由にやっていいし、役割は変わらない」

●MF中村俊輔(横浜FM)
―ケガの状態は?
「問題なくはないけど、強いシュートを打ったときは痛みがなかったから、怖いのは蹴るときはロングキックぐらいかな」

●MF阿部勇樹(浦和)
―先発になりそうだが?
「分からないです。もし出たら、チームでここ何試合かやってきたようにアグレッシブにできれば」
―稲本との関係は?
「場面場面で違う。いろんな状況に対応できるようにしたい」
―最近、アグレッシブにプレーできているのはなぜ?
「同じポジションでずっとやっているので、自信を持ってやれてるのかなというのはある。それが大きいのかなと思う」
―なかなか出番がなかったが?
「試合に出たい人はいっぱいいるし、その中で出れない選手もいる。常に準備してないといけないし、それは代表の使命。そういうのを常に見失わないようにすることが大事。W杯に出れないからと言って、サッカー人生が終わるわけじゃない。その先につなげることが大事。大変だと思ったことはないし、そういうのも含めて楽しみにしている」

(取材・文 西山紘平)

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