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F東京vs清水 試合後の選手コメント

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[5.15 J1第12節 F東京2-2清水 味スタ]

 J1第12節は15日、各地で5試合を行い、味の素スタジアムではFC東京清水エスパルスが対戦。清水は前半26分にDF平岡康裕、後半23分にFW藤本淳吾のゴールで2点を先行したが、F東京も後半40分にDF長友佑都、同42分にMF松下年宏と終盤の連続ゴールで追いつき、2-2で引き分けた。
以下、試合後の選手コメント


●MF松下年宏
「負けている状況だったので、サイドバックで入ったけど、チャンスがあればどんどんゴール前に顔を出そうと思っていた。攻撃的に行くという意図があっての交代だったと思う」
―移籍後初ゴールとなったが?
「やることが少しずつ理解できてきて、それをプレーでも出せるようになってきた。気持ちの面も大きいと思う。今はやってやろうという思いでいる」
―シュートはミートし切れなかったようにも見えたが?
「ふかさないように気を付けて、地面に叩き付けようとした。みんなにも言われたけど、自分としては全然当たり損ねじゃない。狙い通りです」
―2得点に絡んで引き分けに持ち込んだが?
「移籍してきて、ここまで結果を出せてなかった。ホッとしているし、勝ち点1だったのは残念だけど、試合は続くし、これからもどんどん結果を出せるようにしたい」

●DF長友佑都
―ゴールの場面は?
「自分でもビックリした。喜びたかったけど、まだ負けてたから。ガッツポーズしようとしたら、“早く戻ってこい!”って言われて…(苦笑)。弾道は見えていた。夢へのゴールですね。うれしかった」
―松下が入って右MFに上がったが?
「最初は分からなかった。FKでプレーが止まって、松下さんに“右の前”って言われて。そこで気付いた。点を取りに行くことしか考えてなかった。絶対負けたくなかったし、先に2点取られたけど、あきらめてなかった。あそこで下を向いたら取れてなかったかもしれない。あきらめない気持ちが出た」
―今日は大事な試合だった?
「いろんな思いがあった。ホームのサポーターの前で結果を出したかったし、強い気持ちで試合に入った」
―気持ちよく代表に行ける?
「チームが勝てば一番よかったけど、手応えとしてはコンディションもいいし、いい感じで(代表に)入れると思う」

<清水>
●FW岡崎慎司
「中断前に連敗しなくてよかった。最低限の勝ち点1は取れたし、悔しいけど、次にはつながったと思う。後半戦は自分らが得意な夏場だし、自信を持って戦える。最後の冬場につながるような夏にしたい。W杯ではこういう試合を見せないようにしたい。自分のいい姿を見せられるように、サポーターを喜ばせられるようにしたい」

●MF藤本淳吾
―FKのキッカーはどうやって決めた?
「狙える距離だと思ったし、エディ(ボスナー)が蹴りたいかなと思ったけど、蹴っていいよって言ってくれたので。蹴った瞬間、入ったかなと思った」

●DF平岡康裕
―先制点の場面は?
「狙っていたし、(小野)伸二さんのボールでやっと決められた。勝ち切りたかったし、残り10分で追い付かれたのが悔しい。リカルジーニョが入ってきて、ラインが深くなってしまった。もう少しラインを高く保てればよかった」

●GK西部洋平
「1点目のシュートは見えなかった。2点目は見えていて、正面という感じで構えていたら(DFに)当たって…。勝ち試合だったから悔しい気持ち。結果も出せる内容だったし、残り10分までは余裕を持って戦えていたけど。前半から相手は飛ばしていたから後半はバテるかなと思っていたけど、後半も同じように動けていた。そこで競り負けたかなと思う」

(取材・文 西山紘平)

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