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戦術練習で阿部が主力組アンカーに。本田は1トップでもテスト

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 スイス・ザースフェー合宿中の日本代表は27日、午前練習で戦術練習を行ったが、報道各紙のweb版によると4-1-4-1システムが試され、MF阿部勇樹が主力組のアンカーを務めた。主力CBは中澤佑二と闘莉王、左右サイドバックは韓国戦に引き続き右に長友佑都、左に今野泰幸が試された。
 中盤は1本目は右に本田圭佑、中央に長谷部誠遠藤保仁、左MFに大久保嘉人が入った。1トップは岡崎慎司が務めたようだ。中村俊輔は1本目は欠場、2本目は控え組だった。
 本田は2本目には1トップでもテストされたという。毎日新聞web版によると本田は「監督が試しているだけで、採用されるとは思っていない。1トップはやったことがないが、ゴールに近く、前を向けばシュートレンジになる」と意欲を見せたという。攻撃力と体の強さを買われての抜擢と予想されるが、ただ岡田監督は「松井を試したかった」と2本目は松井大輔を右MFで試したかったと説明。本田の1トップについては多くを語らなかったようだ。
 気温は約10度と寒いが、練習は約1時間半、みっちりと行われた模様。日本は6月5日まで当地で調整を行ってから南ア入りする。その間、5月30日にイングランド戦、6月4日にコートジボワール戦を行う。
(文 近藤安弘)
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